プロ野球中継の革命が起こった！

■ プロ野球中継の革命が起こった！

映像や文字や音声で情報を得るメディアや有料コンテンツに何を選ぶか、当然身近なモノが選ばれるに決まっています。電話が進化して、持ち歩けるようになって、だいたい日本中どこでもつながるようになって、メールも写真も動画も送れるようになりました。

エリアは限られますがワンセグテレビも、ゲームも、パソコンとしての機能も盛り込まれて、インターネットやタブレット、ラジオやテレビもどこでも見れるようになりました。マルチ機能の端末はスマホと呼ばれて身近なものとなりました．正にパソコンのユビキタス化が実現しました。

人気スポーツコンテンツは有料サイトが取り扱うモノとなりました。競技統括団体は放映権料という莫大な収入を得る代わりに、放映権料を払った側に権利ビジネスをコントロールされることになります。ダゾンはスポーツ放映権に莫大な投資をして囲い込みをしている最中で赤字の状況です。

Jリーグの配信権利を失ったスカパーは２５万人のユーザーを失いました。ジロの放映権も失って、自転車レースイコールスカパーという図式も崩れかけています。民間企業による権利ビジネスの競争が、会社の生き残りをかけて始まっています。

あらゆる人気スポーツコンテンツの独占的な囲い込みに成功した企業は、果たして安い費用で配信を続けてくれるでしょうか？。特定会社のスマホだけじゃなくて、好きなスポーツを落ち着いていい画面で見たい人はどうすればいいのかな。

TBSラジオのプロ野球中継からの撤退は、12球団の内11球団がダゾーと契約したことが関係していました。契約しなかった読売巨人軍は親会社がメディアですから、自分の首を絞めるようなことになると思って止めたのでしょう。だけど対戦相手は全て契約しているのだから話は複雑です。