20年ほど前のことです。中学校に勤務していたときわたしのクラスにブラジル人の女の子がいました。両親ともにブラジル人でした。
ある朝お母さんから電話がかかってきました。
「今日は休みます。お姉ちゃんもいっしょに休みます」
たどたどしい日本語はやむをえません。欠席の連絡を受けたら当然その理由を聞きます。
「どうされましたか? 体の具合がわるいのですか」
お母さんの声が詰まりました。
「………」
「病気ですか?」
「病気じゃ,ないです。休みます」
後から振り返って見ると,どうも理由はなかったんじゃないかと思いました。今日は休むと決めたから休む,それだけだったかもしれません。あるいは理由はあったのだけれどもそれを学校に言わなければならないということが理解できない。そんなところじゃなかったのではないでしょうか。
日本は学校へ行くことが絶対なのだけれどそうでない国もあるようです。行きたいときに学校へ行く,そんな感覚かもしれません。
どちらが正常なのでしょうか。
■学校は嫌なら行かなくていい? 「それより生きて欲しい」と大人の声
(しらべぇ - 02月01日 05:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=4967582
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