無言歌は続く

　納屋にたまっていた雪が昨夜に大量に落ちた　北向きの屋根だったので　雪が降った後の低温で　なかなか落ちなかったが　今朝起きると　ほぼ下に落ちていた　朝食は相変わらずお雑煮である　コーヒーを飲んでのんびり　八時過ぎての雪かき　何しろ　車庫のところに落ちたので　雪かきをしないと車が使えん　一時間して1／4ほど進み　どうも寒いので　裏で　運んであった竹を燃やし始める　竹はよう燃える　一時間ほどで大汗だ　あれやこれやで十一時近く　どっれ昼飯にしよう

　　今宵の音楽は　ベートーヴェン・ピアノ協奏曲1番
　演奏者 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
　指揮者 カルロ・マリア・ジュリーニ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　超変人と揶揄されることのあるミケランジェリだが　壮年期のミケラジェリを知る貴重な盤

　今宵二枚目は　マーラー：大地の歌

　クリスタ・ルートヴィヒ（メゾ・ソプラノ）
　フリッツ・ヴンダーリヒ（テノール）ほぼ絶唱である
　フィルハーモニア管弦楽団
　ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
　オットー・クレンペラー（指揮）

　録音時期：1964年、1966年　底知れぬ深淵を垣間見せてくれる　クレンペラーが晩年に到達した境地

　今宵三枚目はCD 『Pearl』　ジャニス・ジョプリン
　ヒッピー文化と共に生きたブルース＆ロックの女王

　午後も雪かき　二時間で終了　明日飲む牛乳がないので近くのスーパーへ　帰ってくると母の友達が我が家に向かっているのを発見　三人でゆっくりお茶を飲んでいると電話　卵屋さんが　正確には卵屋さんでなくて　卵屋から卵を売ることを委託されている方　から電話があり卵を持ってきてくれる　我が家はこの人が持ってきてくれるので　もう何十年も卵は買ったことがない　卵といえば　昼に秩父のことでテレビを見ていたら　秩父の卵屋さんでは　一つ500円の卵を売っているそうな　すごいね　我が家の柿も相当おいしいと思うけれど　正直これくらいで売りたいとは思っている　ところで旅番組らしく　食事風景があったが　ご飯に卵かけ　気味が悪いほど不味そうで　うまいと言っていた

　さて満月か　中国の話で月を　嫦娥　と呼ぶことがあると記憶にある　なんぞの本で読んだ　マックで一発変換できたくらいだから　やはり有名な話のようだ　興味ある方はネットで検索されたし

　また雪が降るかもしれぬと云ふ　あくまで予報である　明後日の朝のこと　明日の夕刻の天気予報で十分ではないか　あんまり早く放映しても意味がないように思うけれど　明日の天気さえ外れることも多いのに　明後日の予報に右往左往　喧々囂々だ

　池田彌三郎の本を拾い読みしていたら　易者の話が出ていて

　易者の前で子供が騒いだり　邪魔をするので　易者が怒って
　「お前たちはどこの子だ」　と言うと　子供が
　「当ててみな」

　なかなか面白い話だ