メディアの政府支出=無駄という決めつけ思考はもはや異常な域に達している。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4965584


GDPとは消費＋投資の合計だ。上のグラフのように民間消費支出と政府消費支出は不景気の継続が続く中、実はかろうじて堅調に推移している。


この数十年の日本の経済成長の足枷になっているのは圧倒的に投資の方だ。民間設備投資、住宅、公共投資揃って右肩下がりだ。勿論、この記事の結論のような政府支出に否定的なプロパガンダ喧伝効果も多いに世論形成に貢献してきたのは言わずもがな。結局、先の見通しの立たないデフレ不況期に民間が投資を出来るような環境にはなく政府支出による需要創出が不可欠だと言うことだ。デフレ不況継続による構造改革路線の方が何かと旨味のある外資系含む巨大資本の意向を忖託したマズゴミのミスリード喧伝活動が本来必要な政府支出の増大の妨げになっている。