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2018年01月06日02:17

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2017/12/06(水)天平&真央樹 ライヴ@渋谷クアトロ

Neo Resistance Quartettoでも一緒に活動されている、中村天平、山本真央樹 両氏のユニットのライヴを観て来た時の記録です。


フロアには椅子が並び、一段上の周囲の空間がスタンディング、と言う環境。
せっかくのライヴで、身体でリズムも取りたかったのでスタンディングで観ました。

二部構成+アンコールの流れで、この日はBOW WOWの山本恭司さんだけでなく、DEAD ENDの足立祐二さんもいらしていたそうです。


第一部は「栄光へのファンファーレ」からスタート。
徐々に試しているような感じですが、演奏も曲もCDの印象を裏切らない感じ。

続く「夜行列車」では、ソロ作に入っていた時にもあった、まさに「人生のサウンドトラック」と呼べる情景の浮かぶ音が好みです。

ピアノソロの「フレイム」では、抑揚を自在に付けられる分、ユニット演奏よりもスリリングに感じました。

「Kaleidoscope」では、先の読めない展開がタイトル通りで、アルバム名にもなっている通り、このユニットでこその代表曲と思えました。

一部ラストの「真・幻想曲」はラストのジャズ的なパートがとても新鮮で格好良かったです。


第二部では、プログラムにあった「星空になった小龍」を変更してのピアノ即興演奏のコーナーが、本当に凄まじかったです。
数学、宇宙、生と死などをテーマとして即興で、まさにその通りの印象の音が次々に表現されていく様には、一瞬たりとも気の抜けない緊張感がありました。
テンションの効いたメカニカルな演奏のメジャーコードや、無調な感じは、感情的な偏りに左右されない整合性のある数学の神秘・真理を思わせます。
暗黒の宇宙を覗き込むかのような不協和音を用いた展開と合わせて、この日一番の衝撃でした。

「君と過ごした夏の幻」の詩的なメロディ、「火の鳥」の圧倒的な質量、変拍子とメロディが一体になった展開と続いて本編は終了。


アンコールは「戦場からの恋文」と、1.5倍くらいになっているのではないかと思われる「火の鳥」の再演でした。
「火の鳥」は一回目より明らかにテンションも高く、本当に最高でした。

・火の鳥

http://www.youtube.com/watch?v=NSJXjyxeSP0


終演後は、物販購入者へのサイン会があったので、チケットとCDにサインして頂きました。
とても気さくで丁寧に接して頂き感激しました。


■セットリスト
・第一部
1, 栄光へのファンファーレ
2, 夜行列車
3, 君をのせて (カヴァー)
4, フレイム (Piano Solo)
5, 麗しき故郷 (Piano Solo)
6, Kaleidoscope
7, 真・幻想曲

・第二部
8, 一期一会 (Piano Solo)
9, 龍の涙
10, Drum Solo
11, ペガサス座標
12, (ピアノ即興演奏)
13, 君と過ごした夏の幻
14, 火の鳥

・アンコール
15, 戦場からの恋文
16, 火の鳥 (再演奏)

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