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2017年11月25日20:35

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(223)

大流血戦の末、宿敵チャボ・ゲレロを降しWWWFジュニア・ヘビー級王座10度目の防衛に成功し、「ベルト永久保持」が認められた藤波でしたが、この時運命的な出逢いを果たしています。

後に藤波夫人となる伽織さん(沼谷かおりさん。当時25歳)がこの試合を観戦に寝屋川市民体育館に訪れています。

プロレスファンであった実弟の幸喜氏(後に新日本プロレスの次長職を務める)に連れられて観戦したかおりさんはプロレスを見るのは初めてでしたが、藤波のあまりの大流血した姿に心配になり、試合後に新日本プロレスの大阪の常宿である「ホテル南海」に藤波を見舞いに訪ねたのが出逢いでした。

まあ、かおりさんも藤波に対して思うところがなければ宿舎まで追い掛けていくことはなかったと思いますし、藤波もかおりさんに惹かれるものがなければ全国に何人もいる追っかけと同じレベルで接したでしょうからやはり運命だったと言えます。

10月27日、福山市体育館からのテレビ生中継はメインイベント、セミファイナル共にタイトルマッチの前哨戦が行われています。

セミは10月30日、岡山武道館で北米タッグ王座を賭けて対戦が決まっている坂口、ストロング小林組vsキラー・カール・クラップ、ブルート・バーナード組の前哨戦。

実は前週の寝屋川でもテレビ生中継が始まる前に同じカードが組まれており、坂口がクラップのブロンズ・クローの前にフォール負けを喫しています。(60分1本勝負)

今回は60分3本勝負。1本目は11分14秒にS小林がバーナードの巨体をカナディアン・バックブリーカーに担ぎ上げて見事なギブアップ勝ち。S小林がバーナードから一本勝ちを収めたのはこれが最初で最後でした。

2本目は6分10秒にクラップがS小林にリングアウト勝ち。決勝の3本目は外人組の反則攻撃に業を煮やした坂口が暴走して3分51秒に日本組の反則負け。

前哨戦は王者チームの2連敗となりました。

メインはシリーズ最終戦の11月1日、愛知県体育館でNWFヘビー級王座を賭けて対戦する猪木vsクリス・マルコフの一騎討ち。

試合前に次期プレ日本選手権に参戦する上田馬之助がやはりプレ日本選手権に参加が決まっているサンダー杉山を伴って乱入。

杉山は公の場に出てくること自体が久しぶりで、髪をスキンヘッドにしてヒールモードになっていました。

リングに上がった上田は花束嬢に襲いかかりいきなりキスを迫るセクハラ行為に出ました。逃げ回る花束嬢、館内は大騒ぎとなりました。

波乱の中猪木vsマルコフ戦のゴングが鳴りましたが場外乱闘の際、上田と杉山が介入し、僅か4分21秒で両者リングアウトに終わっています。
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