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2017年10月21日20:41

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菊花賞も血統馬券なのか

土曜日の時点で芝も重馬場まで進み、不良馬場のレースになりそうです。

現3歳世代で道悪に強い血統はハービンジャー、ルーラーシップ、ハーツクライ、ディープインパクト、ステイゴールドなどの産駒が強い様です。

1番人気はセントライト記念を勝ったミッキースワローです。
セントライト記念は前半1000mが61秒8でハロン13秒台まで中盤が緩み、上がり3ハロンのレースラップが11.7-11.3-11.0と速くなっています。中山ではゴール前に坂道があるために最後の1ハロンはバテバテで遅くなることが普通なのですが、加速ラップを踏んでいます。これは、相当軽い瞬発力レースだったことがわかります。アルアインがあっさり交わされたのも切れ負けしただけで力負けではありません。
しかし、今回はかなり底力を試される展開になりそうです。

豪雨の中で不良馬場の3000mを走る経験は馬も厳しいですが人間もキツいでしょう。
プレスジャーニーの柴田善臣騎手は51歳ですから馬よりも騎手の方が心配です。
そう考えると、欧州で経験を積んできたルメール、デムーロの二人が今週もくるかもしれません。もちろん折り合いの技術も含めてです。

例年、菊花賞は神戸新聞杯組が中心です。
しかし、神戸新聞杯もやや瞬発力が勝ったようにダービー馬のレイデオロが勝ちました。その点からも底力不安があります。

2013年、不良馬場の菊花賞でエピファネイアが勝った年は、逃げたバンデを2番手から追走して最後に差し切りました。2着には7番手で内ラチ沿いを走ったサトノノブレスが入り、バンデが3着。後続の馬は脚が残っていませんでした。外を回しては脚を溜められないということです。

まず、強い先行馬にチャンスが出てきます。

また、内ラチ沿いで脚を溜めて抜けてくる馬にもチャンスがあるでしょう。

逃げるのはスタミナに自信があるウインガナドルあたりでしょうか。
スローペースでも内ラチを回らないと脚は溜められないでしょうから、外枠の馬は前につけないと勝負になりません。
一番楽に好位値をとれる馬を上げてみると6番枠より内枠の馬。
トリコロールブルーやクリンチャーは内で溜めたり先行したりできそうです。

注目しているのはベストアプローチの岩田がどのようなレースをするのかです。2着だった青葉賞はバテバテの底力レースでした。父ニューアプローチは英国ダービー馬で、ガリレオ産駒です。牝系8号族c記号はオルフェーヴルやキョウヘイなど道悪を苦にしない一族です。
ベストアプローチにしてみればこの不良馬場は千載一遇のチャンスになるでしょう。
直線で抜けてくるためには中団より前の内側が欲しいところです。

16番枠に入ったアルアインのルメールと15番枠のダンビュライトは前に出していくでしょう。エピファネイアが取ったように2、3番手につけるはずです。それ以外に勝つ方法はありません。しかし、その分、最初に脚を使うことになるので、最後の脚が削がれます。
ただ、アルアインが勝った皐月賞は究極の底力レースで、世代では最も厳しいレースに勝っています。ドスロー瞬発力のダービーでも5着につけていることを考えると、能力は高く、多少外枠でもバテバテレースで好走するでしょう。道悪では千両賞でキョウヘイに勝っています。

もし良馬場だったら違う馬選びだったかもしれませんが、今回は重たい底力勝負専用馬で考えたいと思います。

◎ベストアプローチ
○アルアイン
▲ダンビュライト
△キセキ
△ウインガナドル
以下3着付け予定
△ポポカテペトル
△クリンチャー
△トリコロールブルー
△ミッキースワロー
△サトノアーサー
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