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2017年09月22日11:28

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>すでに北核問題は「解決」されている。ただし、北が再び核実験や長距離ミサイルを発射すれば、経済開発は停止し、プーチン案が破綻する。>

だがプーチンは今回、そうした従来の体制と全く異なる新たな世界、米国抜き
の(多極型)世界体制に、北をいざなっている。プーチンは今回「5+1」の枠
組みを提唱している。北朝鮮、ロシア、中国、韓国、日本が当事者の「5」で、
米国が域外のオブザーバー的な「1」だ。枠組みからして、米国が外されている。
米国が単独覇権国で、日韓を支配していることが無視されている(それが終りつ
つあるからだ)。米国が中国に押しつけて主導させていた従来の「6か国協議」
が、米朝露中韓日の対等な体制だったのと比べ、新たな5+1は、米国の覇権
喪失を加速し、米覇権喪失後を見据えた枠組みだ。「国際紛争は、同じ地域の諸
国が関与して解決し、域外の大国はできるだけ介入しない」という、きたるべき
多極型の世界秩序がすでに反映されている。

http://www.presstv.ir/Detail/2017/09/11/534799/Iran-Pakistan-Hassan-Rouhani-Khawaja-Muhammad-Asif
Only regional states can protect security of region: Rouhani

http://tanakanews.com/170708russia.php
結束して国際問題の解決に乗り出す中露

 米国軽視のプーチン案は、従来の米国重視の中国(米中)案と対照的な性質を
持っている。だが、北問題に関してロシアと中国は対立的でなく、逆に深く協調
している。韓国と北朝鮮を鉄道やパイプラインでつなぎ、それをさらにロシアや
中国につなげるプーチン案は、中国が主導する国際的な鉄道やパイプライン網の
建設計画「一帯一路(新シルクロード計画)」の一部として提案されている。ロ
シアの「ユーラシア経済同盟」の構想の一部でもある。プーチン案は、露中協調
の提案だ。北は、プーチン案を受け入れて核ミサイル開発の停止を宣言すると、
一帯一路やユーラシア経済同盟の一部になっていく。日韓も同様だ。

http://tanakanews.com/160910multipolar.htm
定着し始める多極化

 5+1のうち、米国は最後まで反対しそうだが、オブザーバー的に外された
「+1」でしかない。プーチン案は、米国を覇権国として扱わない戦後初めての国
際紛争解決策だ。米国以外の5カ国のうち、北朝鮮以外の4カ国(露中韓日)は
プーチン案を支持している。ウラジオに来た北の代表団(貿易担当相ら)は、プ
ーチン案に反対しないと表明したものの、(米朝対立が激しく)状況が悪いとい
う理由で、支持すると言わなかった。今後、最も重要なことは、北がプーチン案
を支持するかどうかだ。支持に踏み切れば、北は、米国の挑発を無視して核ミサ
イル開発の停止を発表し、それを受けて経済開発の開始(再開)が宣言される。
その時点で、すでに北核問題は「解決」されている。ただし、北が再び核実験や長距離ミサイルを発射すれば、経済開発は停止し、プーチン案が破綻する。

http://sputniknews.com/business/201709071057166740-korea-russia-moon-cooperation-bridge/
S Korean President Offered Russia to Build 'Nine Bridges' of Cooperation

http://tanakanews.com/170803korea.php
北朝鮮の脅威を煽って自らを後退させる米国

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーーー

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