これで国民ファーストになるのかな？

■ これで国民ファーストになるのかな？

都民ファーストの公認で都議会議員になったひと達に党がマスコミの質問に対して発言させない、報道管制を敷いているというのはどういうことなのかな。にわかに立ち上げた政党として、所属議員が未成熟なためか。

本来は政治家として何かができるとか、何かをしたいというビジョンや自信があるから議員に立候補して選挙に臨んでいるんじゃないんだね。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのか、それとも数々外れるというわけかな。あまり外れが目立つと新党のイメージダウンになるから発言させないのかな。

少なくとも新都知事がブラックボックスと言っていた都議会や都政を、そのままにしないで、分かりやすくして行くことが、まず彼女の目指していた公約のようなものだと思っていたけど、いまやっていることはとてもオープンな雰囲気ではありません。

情報公開請求に対する、のり弁状態の答弁書は、少なくとも、都民ファーストのブランドを信じて投票した、都民の期待していたものではないと思います。自分が都知事選で圧倒的支持を受けて選ばれて、都議会議員選挙も、第一党を確保しました。

すり寄って来た風見鶏の党も加えて、都議会の過半数を確保した権力者になったら豹変するというのは、自民党内の１強と言われた、日本の総理大臣と行動パターンが重なりはしませんか。都民ファーストを忘れていませんか。

果たして東京はオリンピックを招致すべきだったのだろうか。オリンピック開催に必要なインフラの整備や開催費用の膨大さを考えると、デベロッパーやオリンピック後の事業管理を任される、出向のお役人を喜ばせるだけでいいのか。レガシイというけれど、不の遺産にならないのか。

資金や人的資源を投入すべき別の事業があったのではないだろうか。都だけの仕事では無いかもしれないが、全国に２万人もいるという待機児童問題は国は２年先送りをするという。このお金があったら受け入れる施設も人的な資源もできるんじゃないのか？。

経済だってデフレ脱却と言っていながら、現日銀総裁は金融緩和したままの状態で出口戦略を語ること無く、インフレ目標を達成することも無く去っていく。これがアベノミクスを提唱した首相の経済政策の結果なのか。財務省や日銀のせいなのか。

いまは外にミサイルを撃ってくる国がいるから、国民の目がそっちに向いているので、軍事予算の増額にも文句も少ないが、この流れが文明でがんじがらめになって生活を営んでいる周辺国の生活を破滅させる戦争につながるのか。

人知を尽くして平和な局面へでも移行したら、日本人は１兆円の借金財政を抱える経済状況にスポットを当てて、真面目に財政改革に取り組もうとしない政府の政策を、改めて評価することになるでしょう。

人気のない政権は、例え将来日本の経済破綻が見えていても、人気取りな政策しか提案しないでしょう。韓国のような債務超過国として破綻するのか。国民が老後も安心できる制度を構築するために税金を徴収するという、勇気ある提案はきっと今の政府にはできないでしょうね。

将来が安心できないから、老人も消費衝動はある若者も、キャシュフローを消費には向けません。お役所がいう雇用の数字は増えても、非正規雇用が増えるばかりで、賃金の上昇が見込めない若者や一般労働者に、キャッシュフローそのものが望めなくなっています。

新党首に首をすげ替えた民進党の国民の信頼を回復して再生なるか。都民ファーストが進化して国政にも影響を与えるのだろうか。ミサイルが上空を通り過ぎるということは、とっくの昔に射程圏内ということ。ミサイルや核に国の存続を託した人との交渉は上手く行くのかな。

日本にいると空気のような存在だった平和、あることが当たり前の平和、若者が兵隊として戦い傷つくことも無く、爆撃を受けて、市民が無慈悲に殺されることも無い。平和がいいな〜。

５年後に出来上がるという、２基で日本全土をカバーできるという陸上装備のミサイル迎撃システム、それまで打ってこないという保証があるのだろうか。それまでは現有のシステムで対応できるのか。出来上がっても複数打って来たら対応できないという。まるでいたちごっこのようです。