読売新聞によると、亀田製菓の主力商品「亀田の柿の種」が8月、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「宇宙日本食」の認証を受け、
国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が食べられるようになったそうです。
米菓が認証されるのは初めてで、
認証を受けたのは、専用パック(縦9cm横9cm高さ4cm)の35gのピーナツ入り柿の種。
乾燥剤などを入れて賞味期限を1年6か月に延ばしたが、中身は市販のものと同じだそうです。
同社が宇宙食の開発を始めたのは2014年。
柿の種の「発売50年」を2016年に控え、新たな研究テーマとして輸出などに役立つ
「長期保存」に注目したのがきっかけだそうです。
JAXAの定めた宇宙日本食の基準は、
▽常温で最低1年半の賞味期限
▽電気系統に影響が出ない飛散防止
▽容器が宇宙空間の環境に耐えられる
などで、同社はこれらの基準に合わせるため、
容器の蓋を途中から開きにくい構造に、面ファスナーで開閉できる工夫を施し、
無重力状態でも中身が飛散しない専用のパックを開発。
50℃から-50℃までの環境や450hg/mmでの減圧検査で問題ない事を確認。
乾燥剤や脱酸素剤をフィルムパウチに入れて1年半保存後、味に変化も無い様です。
発売50年の2016年の認証には間に合わなかったものの、
JAXAは今年8月、柿の種を宇宙日本食に認証。
有効期限は5年間で、早ければ来年にも宇宙飛行士が柿の種を選び、
宇宙に持ち込まれる可能性があります。
同社では今後、JAXAと相談しながら、他の味の柿の種や、
「ハッピーターン」などの認証取得も検討していくそうです。
これまでにカレーやラーメン、ようかんなどが認証され、柿の種が30品目です。
なんか身近過ぎて面白いですね。
そのうち宇宙エレベーターとかできたら、
出前とかできるようになるかも知れませんね。
ISSからカツ丼とか注文があったら面白いですね。
今のところ二週間とかかかるみたいですけど。
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