過去の今頃（09/05 のあたり）

仕事を終えて我が家に帰宅するなや、Partner が言うには「昨年の今日は、一緒に「熊」を食べに行ったわよネ」とのこと。
おぉ〜！　
ソレって、昨年の今頃のことだったのかぁ〜。
Facebook でも「過去のこの日」とやらで、ポチってみたらば「あぁ〜、そうだった、そうだった！」と懐かしませてくれるアレコレ…。

先ずは昨年の 09/05（月）のこと。
あの「山小屋のドライブイン」を目指し、奥日光へ足を運んだ。

過去の日記：　
http://open.mixi.jp/user/8426595/diary/1955301156
　
その「山小屋のドライブイン」へ行ってみたらば「不定休」な休店日に出会し、ハレホレヒレホレ…。
で、諦めが悪い我々は更に奥日光の Deep Zone へと進み、あの「またぎの家」にて Gibier な料理の数々を楽しんだ。
猛烈に楽しい1日だった。
次は必ず「山小屋のドライブイン」へ行くぞと決めていたのだが、先日、そのご主人が他界されたと知る。
そのお店は奇想天外、未知との遭遇、Unbelievable …。
なのに「そのお人柄」が憎めない、山奥の素敵な老人が営む「山小屋のドライブイン」へ、私もお邪魔したかった。
あぁ〜、残念無念…。
会いたかったなぁ〜。
ご主人のご冥福を心からお祈り申し上げます。

続いて話は10年前に遡る。
いやはや、正直なところ「もう10年も経つ…？」である。
そう、今から10年前、私の米国での単身赴任生活が始まった。
　


04/Sep./’07 に Checkin した、この某 Hotel が当面の米国での住居だった。
写真はその翌日の 09/05（水）に撮影したもの。
最初は「長期出張」という形で米国へ渡ったので当然の如くに Hotel 住まいだった。
まさか、後に長期出張先の関連会社へ転勤になるとは知らずに…。
　


その Hotel の Entrance はこんな感じ…。
あの I.H.G.（Inter Continental Hotel Gr.）の “STAYBRIDGE SUITES” だ。
その名称の “SUITES” のとおり、全室が Suite Room というがこの Hotel である。
Suite Room と聞くと日本人は「超高級な部屋」を想像しがちだが、ソレは大きな間違い。
本来の Suite Room とは「自炊も可能な部屋」を意味する。
つまりは「長期滞在型が可能な部屋」ってこと。
従って我々のような長期出張者には都合が良い Hotel って訳で、ココで ’07年の12月末までお世話になる「つもり」だった。
　


この Hotel の1階にある Lounge & Dining はこんな感じ…。
朝食はココで済ませていた。
日本人も多く利用していたのもあってか、白いご飯に味噌汁も用意されていたけれど、ちょいと遅れると「全ては空」で悔しい思いをさせられたのも懐かしい。
　


小さな中庭だったけれど、意外に寛ぎの Space だったりする。
　


そんな中庭には BBQ 焜炉も（当然の如くに）標準装備。
米国人は最低でも2週間に1度は BBQ をやらないと「死んでしまう」という特異体質なので、こういう装備は是が非でも「必須」だったりする？　
　


当時の私の部屋は、こんな感じ…。
　


5種類の枕を選べたのだが、どれもこれも私には Fit せず…。
教訓！　
米国で長期滞在の際は My Pillow を持参すべし…。
　


全室が Suite Room なので、当然に Private Kitchen も備わる。
　


調理器具や食器類も標準装備。
だが「Frypan は猛烈に漕げ付きやすいから気を付けろ！」と入れ知恵されていたので、某 Asian Supermarket で「日本製」の高級な Frypan を現地調達したもんだ。
朝食は1階の Lounge にて…。
昼食は同僚たちと相乗りの車で会社を飛び出し、Thai 料理のお店、Vietnam な Pho のお店、韓国料理なお店を Rotation する。
そして、夜はココで自炊。
日本国内での単身赴任とは違い、食いたいものは自分で作るしかない！　
いろんな意味で、単身赴任生活を鍛えられた（？）この頃だったわさ。
　


日本人の食生活に必要不可欠なのが「お米」ってことで、コレも現地調達する。
こうして米国での自炊生活が始まったのが今から10年前だったのかぁ〜。
いやはや、懐かしいねぇ〜。

そんな Suite Room での Hotel Life で始まった米国での長期出張だった。
…だったのだが、翌年（’08年）の私への辞令は、その長期出張先の関連会社へ「転勤」せよだった。
おいおいおいっ…！　
この年の12月まで米国出張だった筈なのに…（泣）　
で、このまんま、ず〜っと Hotel 暮らしを続けるのか？　
ん〜、出来るものならば、Hotel とは異なる Private な空間が欲しいぞよ…。
そんなこんなで、この Hotel に滞在したのは1ヶ月ちょっとだっただろうか？　
現地でイイ感じの Apartment を探し、契約したらば Hotel からその Apartment へ引っ越しちゃったよなぁ〜。
今になって思えば、10年前は激動の「2007年 秋」だった。
まさか、米国で一人暮らしに至るとは夢にも思わなかったよ。
もう思い出すとキリが無い程に苦労のアレコレの連続だったけれど、時間の経過というのは不思議なもので、苦く辛かったことすら「思い出は美化されてしまう」のだから…。
今となっては「楽しい思い出」ばかりだよ。

その9年後は前述のとおり、Partner と二人で「熊肉」に喰らい付く。
そして、今年は…？　
むふふふ…。
この週末が楽しみで仕方が無い。
あの W.B.C.（Whisky Beer Camp）に行っちゃうのだ。
もう毎年毎年「行ってみてぇーっ！」だった W.B.C. へ遂に潜入するなり！　
大好評の大好評、今年で7回目を迎える W.B.C. とはさて、いかに…？　
昨年の第6回 W.B.C. は生憎の天候だったらしい。
けれども、今年は大丈夫！　
天下の晴れ男が Power 炸裂で会場に乗り込んでやるぜい！　

10年前の私には想像もできなかった「お楽しみ」で、もう子供のようにワクワクしている私なのであった。