こんにちは、月影TAKAです。
先ほど、お盆で墓参りに行ってきました。
で、今回は「ミニ四駆 構造の法則2」となります。「1は?」と言われても知りません。
多分今までで語っています。
今回は「ユーザーが個人的に語っているミニ四駆サイトの理論」から私が思った事を書きます。
まず、「ガチマシンが合法だと謳ってるサイト」として「名探偵コナンの画像を違法改造してグラサンにしているサイト」の言い分についてですね（体は大人、頭脳は子供とか書いている所です）。
あそこでは「モーターの注油はメンテナンスだ」「実車のエンジンでも掃除だけはしない。エンジン内の駆動部分の摺動性を良くするためにエンジンオイルなどが入っている」とか語ってますが、そいつらの言い分では「あるパーツ」が明らかに語られていません。
それは「オイルパン・ドライサンプシステム」です。
「オイルパンとは何ぞや？」と言われたら簡単に言えば「オイル受け」と呼ばれるエンジン下部についている大きな金属の受け皿です。このオイルパンで劣化したエンジンオイルを回収してオイルフィルターに通して「ろ過」したエンジンオイルをエンジンに戻して循環させます。
そのため、「定期的にオイルフィルターの交換が必要」としてオイルフィルターも交換部品に含まれています。
しかし、ミニ四駆のFA130モーターには「オイルパン」なんて取り付けられていません。
つまり、「液体式の潤滑油を規定以上に入れてしまった場合、オイルが熱で膨張してモーターからあふれ出す危険性があります。
おそらくですが「裏調整マシンでもプラを溶かす危険性がるのではないか」と感じますね。
あくまで、2-26やシリコンオイルは潤滑型オイルの類であり、膨張していけば沸騰したり溢れ出す危険性があります。
もし「溢れ出さない量に調整する」としても、「絶対にコースにオイルを落とさないか」ということが保証できるかと言われたら無理でしょう。
注油量なんて個人差があって当たり前なので、絶対にこぼさないなんて確証はありません。むしろ、フレキや大幅な軽量化等でシャーシがガリガリになっている分、オイルを落としやすくなっていると予想します。
つまり、「モーターに注油行為⇒ユーザーが勝手にモーター内の構成要素を弄る⇒モーターの改造に相当⇒更にモーターにはオイルパンが無い為、モーターに注油したオイルを落とす可能性がある⇒ミニ四駆レギュの「コースにオイルをまき散らす改造は失格」「モーター内の改造は失格」のダブル問題で完全禁止行為となります。
当然ですが、「コースにオイルを撒き散らす改造をするな」とは「規定に沿ってない改造方法で違法改造するな」という内容の総称となるため、完全に禁止行為ですよ。
実を言えば、第2次ブーム時代に「シャーシのスパーギヤケース横の円柱面にピンバイスに穴をあける」というのも実はあまり良い改造とも言えないんですよね。
ザウルス先生が紹介してくれた改造方法として合法として通っていますが、「グリスは熱を持つと膨張して溶け出す」とすればそのピンバイス穴からグリスが溶け出してコースにまき散らされる可能性があります。
これに気付いたため、現在ではシャーシの軽量化を意図的に避けている流れですね。
しかし、普通の改造でも「絶対にグリスなどの潤滑油を巻き散らかさないのか」と言われれば100％ではありません。
グリスも油であるため、道際を伝ってシャーシ下部からオイルが落ちる可能性は考えられますが「普通に組んでオイルが落ちる可能性」は十分OKな方です（逆にこれを禁止してしまうと「駆動系にグリスを塗るな」という絶対的矛盾を生じるので製品として不完全になります。
ただし、あくまで「普通に組んでオイルを落とす可能性」に限定されます。「意図的にモーターに注油をして結果的にモーターに注油したオイルがコースに巻き散らかされる」となれば完全に違反行為となります（普通に組むことを基準にすれば想定されていない事だからです）。
そのため、「実車のエンジンのメンテナンス方法」と「ミニ四駆のFA130型モーターの内部構造の事情」は例題として当てはまりません。
理由は上記で述べたように「FA130モーターにはオイルパンが無いから」となります。
「注油を合法にしたければモーターにオイルパンを装備しろ」と要求しますよ。
しかし、そんな改造をすれば「目で見えるモーターの違法改造」に抵触する為、結局モーターにオイルパンを装備することは不可能となります。
つまり、はじめから「モーターに注油する行為」は基本理念から瓦解しているとなりこれらを合法としている連中はタミヤ内部の内通者と通じている可能性があると考えますね。
あまり技術職を舐めるなと思いますよ。
技術職なら「ガソリン式エンジンに有ってFA130モーターに無い物」から逆算して「オイルパン」という答えを出せますよ。
そこから、「抵抗抜き」も明らかに普通に組んだときの構成要素から異なっている為、本来なら違法改造の部類となります（そもそも、「許可できるのはスパーギヤとクラウンギヤの間にワッシャーをかませる改造までとする」とは書いてません。「抵抗抜きをしてはいけないと書いてないから合法」という言き方をすれば「抵抗抜きまで許可するとは書いてない以上認可されていない」という言い方もできる為、私個人としては抵抗抜きは違法改造です）。
しかも、抵抗抜きは「コースを傷める改造方法」となり、現にタムタム神戸店の店舗コースやSKL本店の店舗コースでは破損個所を直に確認しているし、双コース共に破損個所を指摘しています。
JCJCでは確実にコースを傷める改造方法に抵触し、ミニ四駆レギュにある「コースを痛める改造方法は失格とする」という点で本当は車検に通らない改造方法となります（過去にあるユーザーさんから「メビウスチェンジャー（クリアピンクかクリアオレンジ）の破損画像」を見せてもらっている為、「ガチマシンが公式大会コースのコースを壊す」事例は画像込で確認しています。
結局、証拠は山ほど出てきている上に言い逃れができない実車のエンジンとFA130モーターのオイルに関する構造の違いから確証がありますね。
今日はこんな感じです。
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