JPOPを聴かなくなって久しい。
秋元プロデュースとジャニーズがヒットチャートの大半になってから、JPOPはお子様ランチになった。
ほほえましくもあり、甘いものもあるが、大人が注文すべきでないと考えてきた。
嵐を腕を組んで聴くわけにいかんし、制服で乱舞する女子を直視するのはいかにもはばかられる。
しかし、紅白歌合戦がノイズとしか思えなくなったら、時代とずれているのは確かだ。
ブルックナーでも聴けばいいとしても、白髪が増えるように寂しいことではある。
最近だと、西野カナと水曜日のカンパネラというのはおもしろかった。
宇多田ヒカル以来、だいたい女性である。
セカオワは、デビュー当時の野外フェスの「幻の命」がよかった。その後国民的スターになったが、あの「幻の命」以上の歌は聴いたことがない。
そのセカオワの番組に欅坂46のセンター?が出ていた。
興味をもってYoutubeでみていた。
「不協和音」はすてき。
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら僕を倒してから行けよ
というのはカッコイイじゃないか。
ダークな制服で、無表情で機械的に踊る。髪は貞子のように前に垂らしている。
日本社会の会社とか学校とか、女子のグループは同調性が強いに違いない。
私など昨年、転職先で特に悪いこともしていないのに、風向きの変化を何度も強烈に感じた。
慣れているし、自分の現場の目的の部分で、外から言われてひとつ妥協したらガタガタになると思っていたから、すっと入ってきた。
秋元氏に歌わされているのに違いないが、普通の女子がエッジを立てていくのはすてきじゃないかと思う。
昔は尾崎豊という人がいたが、尾崎だとくさすぎる「存在」なんかをカバーすると、軽くなっていい感じじゃないかと思う。
結局同じパワーなのだ。
アルバムが出たようで、安いが、買うのがよいことなのかはよくわからない。
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