⁅世界陸上ロンドン⁆☆DAY5☆男子800m決勝、男子400m決勝

No.0063
大会は折り返しの5日目。
この日のメインとなる男子400m決勝が案の定明け方でしたので、
まずは男子800m決勝から観戦。

1500mよりもある意味、ペース配分が難しい距離になりますが、
準決勝で快調なペースでも決勝ともなれば、
より突き抜けたペースでいかないと難しいのです。
しかも、後半のトラック1周がキーとなる為、
前半でどの程度ペースを上げていくか、なのです。

残り100m付近からは大抵の場合、そこでほぼ勝負はついている事がありますが、
今回に至っては、ボス選手がスパートをかけたその背後で、
残り数十mとなった時点で、
クチョット選手が驚異の粘りを見せ付け、前を行く3人を抜き2位へ！！
少しの油断もそうですが、ほんの少しの距離だからこそ、
最後まで諦めてはいけない、まさにその言葉がピッタリでした。

続いて男子棒高跳び決勝、
あのブブカ氏を超えたラビレニ選手の6m越えが期待される中、
ついに5m95を成功させたケンドリクス選手が6m01に挑む！！
この時点で、ラビレニ選手にはプレッシャーがありましたが、
5m95をパスし6m01に備えるも、結果は成功出来ず。

ケンドリクス選手が初の金メダルを獲得し、
2位にはリセク選手、本命のラビレニ選手は3位に終わりました。

そして、メインである男子400m決勝！！
ボルト選手が一目置くバンニーキルク選手が世界新＆金メダルに挑む！！
42秒台という未知の領域への期待度は大きく、
もしかしたら！？　という事も考えました。

レース展開は思った通り、前半の200mは順当にペースを守り、
後半の最後のカーブ後のラスト100mで見せ付けてくれた！！
やはりバンニーキルク選手は速かった！！
記録は43秒98と奮わなかったものの、
当初の期待通り、見事金メダルを獲得！！
200mも更なる期待がかかります。

さて、その200mも準決勝へ。
ハキーム選手の決勝進出への期待もですが、
男子5000m、女子400m決勝とメイン競技から目が離せないです。

2017/08/09 MARL