おはようございます。木下藤吉郎です。
今から45年前の1972年(昭和47年)の今日、四日市ぜんそく訴訟で、地方裁判所が、原告団の喘息症状の原因が四日市コンビナートから放出されている亜硫酸ガスにあり、コンビナートの経営企業に罰金の支払いを命じる判決を出しました。即ち、原告の勝訴で、四日市ぜんそくが大気汚染公害である事が公式に認められました。
■四日市｜記録で見る大気汚染と裁判
http://nihon-taikiosen.erca.go.jp/taiki/yokkaichi/■四日市ぜんそく - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E6%97%A5%E5%B8%82%E3%81%9C%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%8Fまた、同年の今日は、元大相撲力士(大関)、現浅香山親方の、魁皇博之(かいおう ひろゆき)さんの生まれた日です。
■魁皇博之 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%81%E7%9A%87%E5%8D%9A%E4%B9%8B7月24日 月曜日
また新しい一週間がスタートしました。小中高の学生や子どもたちはすっかり夏休み入りであり、親御さんにとりましてはこれからが一層大変な時期になりそうですが、もう一踏ん張りでお盆休みのシーズンに移ってまいります。今こそ気を引き締め、奮闘してまいりましょう。
一方で、東北と北陸は寒気と梅雨前線の影響で「梅雨末期の集中豪雨」に見舞われているようです。秋田県では川の水が溢れ、大変な状況になっている所もあるようですから、政治家の方にとりましては腕の見せ所になります。県民の皆さんは、首長(知事、市町村長)や市町村議会議員の動きに注目して、次回の選挙の参考にして頂けたらと思います。
さて、けさはタイトルから妙なものを感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、今週は先週の最後に「海にまつわる鉄道の話」をしようとして、話が長くなりすぎると思ったので先延ばしにした、という件の話を予告通りしたいと思います。
その件とは、鉄道連絡船の復活構想であります。
ただ、復活とは言えども、青函トンネルと引き換えに廃止された青函連絡船、瀬戸大橋と引き換えに廃止された宇高連絡船、そういった過去に廃止された連絡船を復活させるというものではありません。もともと鉄道連絡船としては就航していなかった航路を、鉄道連絡船にリニューアルさせてみてはいかがだろうか？という構想なのです。
そして、その中でも特に私が「ここならできるのではないか？」と考えているのが、南海多奈川線の多奈川駅から、淡路島の洲本までを船で結び、洲本からはLRT(ライトレール、路面電車)で淡路島を巡行するという、南海多奈川洲本連絡船構想です。
なぜこんな事を考えたのかと申しますと、最近は淡路島からの宣伝が熱く、実際、一度だけ明石海峡大橋を渡って淡路島に行った事がある私もまた、淡路島への利便性をもっとよくしてほしいと考えているからです。
現在、淡路島へのルートは、もっぱら神戸、舞子から明石海峡大橋を渡るバス、すなわち自動車でのアクセスに限られており、明石海峡大橋の開通によって、甲子園フェリーやたこフェリー、深日〜洲本航路といった数多の淡路島行きフェリーは廃止されてしまいました。
京都や大阪からの場合は、明石海峡大橋からのルートで十分ではあるのですが、紀伊半島や大阪府の泉州地域(おおむね岸和田市より南西側の市、町)においては、明石海峡大橋のルートでは遠回りになってしまいます。とくに泉佐野市よりさらに南西の阪南市や岬町ともなりますと、海に濃霧や雨がかかっていなければ淡路島の山肌が丸見えであり、「目の前に見えているのに、行き着く先は遠い」という状況なのです。
そんな中で今年、6月より深日〜洲本航路が「社会実験」という名目のもと、期間限定で復活したという情報が入り、「お？ これは面白そうだ」と感じ、今回の構想を思い立ったわけであります。
ただ、かねてから明石海峡大橋以外の本州から淡路島への新アクセス構想はないわけではなく、一部の政治家からはいろいろ大胆なプランも発表されているようです。
まあ、ざっくりと申しますと、それらは「どでかい橋」か海底トンネルの建設構想なのですが、私はそれにおいては正直、無理ではないかと思っています。明日は、その否定理由を述べていきたいと思います。
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