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2017年07月22日11:06

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日野原重明先生「人の顔つきも習慣である」




日野原重明「生きるのが楽しくなる15の習慣」(講談社文庫)に、なんでも自分のものとして身につけるためには、習慣のくり返しで得られので、よい習慣というものは人生で非常に大切だと言われます。

日野原先生は、その本で何度も「心も体も習慣がつくる」と言われています。
どんな一流のピアニストでも、ピアノの前に初めて座ったその時から、いきなり指が動くというわけではありません。指のタッチが悪いと叱られたり、思うようにならなくて涙を流しながらも、習慣のように毎日毎日の繰り返した日々の練習で、指の動かし方が、自然に見つくのだと言われます。

以下、日野原先生の著書から転載します。

「なぜあの人は、歳をとってもあんなに楽しげで、豊かな表情でいられるんだろう」、
周囲の人にこのような印象を与え、その人たちまで楽しい気分にさせてしまう。
そんな人を見かけるたびに、私は、「きっとこの人は良い習慣に基づいた生活を送っているに違いない」と感心してしまいます。

98歳で亡くなられた宇野千代さんも、そんな素敵な女性でした。
そして、あるとき、彼女の書物の中に次のような内容の言葉を見つけて、私の予測がまちがって無かったことを実感したのです。

「人の顔つきも習慣である。顔つきが習慣になれば、それはしめたものである。
窓の外は空気がきれいである。家の中は、誰の顔つきも笑顔である。なんだ、これは習慣なのだから、と思えば、何ごとも厭なことは起こらないのである。
習慣、習慣と思って、私は、あはははははと大きな声をして笑ったものである」
・・・・・「生きる幸福 老いる幸福」(海流社)

笑顔が習慣化した明るい家庭の様子が伝わってきて、なんだか読んでいる私まで大声で笑いたくなるような、それは愉快な文章でした。
(以上)



私たちの顔つき、笑顔も練習、習慣づけです。笑顔は人を幸せにし、自分も幸せになります。しかめ面、しけ面は公害と言った方があります。

意識して、いい顔、笑顔の練習に取り組みたいものです。
習慣だ! 習慣だ! ワッハハハハ・・・・・・。
思い出したときに挑戦してみましょう。



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