こんばんは、月影TAKAです。
今日は昨日作った「上載せマスダンの東北」についてタムタム神戸店で考察してきました。
ここで悲報があります。
本日の気温上昇によりスマホの電源が落ちてました（涙）。
なので、復旧するのに時間がかかり過ぎて考察中の画像は撮れていません。
ただし、私自身はちゃんと行って考察してきたため状況は書けます。
まずはじめに「今日のタムタム神戸店の店舗コースに来ている人は結構多かった」です。
「ミニ四駆を普通に遊ぶ若い子」から「電池育成装置やモーターブースターを持ち込んだガチ勢」、「息子か孫のためにガチマシンの模倣マシンを作ってきたおじさん」まで。
色んな人達が来てましたよ（今日走らせてた人達は知ってると思います）。
今回のテーマは「東北ヒクオ（上載せヒクオ）の性能検証」ですね。
このテーマを自分でまとめれば以下の通り
1. 東北ヒクオとワンウェイホイールは相性が悪い。
2.大径ローハイトタイヤ（ハード）に変えた途端、スピードレンジがかなり改善された（ジャンプ後にクイックに再加速するようなった）。
3.BGの東北ヒクオ（ショート）レベルでも十分効果が出る（裏調整されていないモーターや電池のガチ勢模倣加工マシンとタメ勝負ができるレベルです）。
となり、「STDマスダンをリアに装備するなら東北ダンパーをリアに装備した方がジャンプでの再加速で効果が出る」と判断できました。
おそらくですが「リアモーターマシンでかなり効果が出てる」のではないかと感じました。
理由は前の日記で有るように「リアモーターマシン＝前後駆動配分が3:7」という関係ですね。
つまり、「前輪よりも後輪の方が衝撃が強い」と考えます。
ここから「リア側に効果のあるマスダンを付ける＝モーターロック対策になる」となり再加速が多少改善されると思います。
そう、この「東北ヒクオ」は「ただの東北ダンパーと違う」という特性があります。
たしかに２者共に「ハンマー式」であることは同じなのですが、東北ダンパーは「直接マスダンパーを叩き付けて衝撃をマシンに与える」のに対して、東北ヒクオは「ユニットをステーに叩き付けるまでは同じだが、叩き付けたと同時にマスダンパーは上に上がって過剰衝撃を逃がす」構造をしている。
いわば、普通の東北ダンパーが「鋼鉄ハンマー」なら、東北ヒクオは「ピコハンマー」なのである。
物理法則でも「鋼鉄ハンマーよりもピコハンマーの方が痛くない」のはギャグ要素でもわかりますよね。
つまり、ピコハンマーの様に「叩かれたのは実感するけど、鉄でぶん殴られた感じはしない」となり、同じように見えても「別物」に進化したのである（まあ、それでもガチ勢マシンには負けるがな。だってあっちはブーストかけたモーターとか裏育成した電池使ってんだろ。元からちゃうやん（笑））。
いわば東北ヒクオとは「東北でジャンプ中にマシンを下方向に押す⇒ジャンプ着地時は提灯式の回転ストローク+長ねじのストロークで衝撃を完全に殺す」というキャパの進化を見せました。
実力の程は「裏調整されたモーター+電池ではないがヒクオ改造やゆとりペラタイヤ系のガチマシンの模倣マシンとサイドバイサイドでタメで走って運で勝利してくるレベル」です。
簡単に言うと「衝撃分散レベルはフロントヒクオと同レベル」だが、ローターセッティングで「コース壁に対するミニ四駆ダーツ現象」を裂ける改造をしていた分マシンは走り続けて相手ははさかったという結果です。
これだけでも今回は面白かったですよ。
まあ、ガチ勢の人達に「速度の差」を見せつけられましたが、「それが凄くて降参します」としたら、そうでもないんだよな（笑）。
動きが明らかにおかしいしな。本来、ミニ四駆の構造なら「ジャンプ後は駆動系内の静振性を保つために減速する」という安全要素が働くのだが、そのマシン達は「減速しない」んですよ。
いわば「エア走り」という「跳ねて飛んで、跳ねて飛んで」を繰り返してスロープだろうがテーブルだろうがお構いなしに跳ねながら走るため、逆に「私がこれをやってのけるのならどうするか？」を考えれば普通のマシンではないのは簡単に読めました。
まとめるならこんな感じ。
1.まず「ジャンプ後に減速しない」という要素は上記の「フロントヒクオや東北ヒクオ、フレキでは限界がある」ため、これは駆動系にも細工をしていると考えますね。いわば「フローティング加工・抵抗抜きが当たり前の様に施されているマシン」と考えるべきでしょう。
2. 上記の内容にあるように「モーターのブースト調整、電池の育成を施されたマシン」であるため、主駆動要素では明らかにノーマルマシンやSTD改造マシンとは本質から異なるマシンですね。なので、比較対象外です。
いわば「どうやって速くしているかわからない」なら動揺しますが、「どうやったらこういう走りなるか」という法則が分かっているなら「方向性が違う」だけで気にすることは無いです。
それにフリー走行の店舗コースには「普通に走らせているユーザー」や「裏調整マシンの法則が分からずにとりあえず真似てみたマシン」も走っているので、そういうマシン達となら面白いバトルができます。
そもそもミニ四駆とは「改造技術で競う遊び」ではなく「調整力で競う遊び」であると私の中で法則があるんだよな。
まず、「タミヤ公式がGUPとして定義しているパーツがある＝競技である以上レギュとしてユーザー同士の使える手数を揃える必要がある」となる。
また、提灯や東北改造は「FRPプレートをベースにすればペンチで切断してヤスリやペーパーで研磨すれば綺麗に作れる」として加工改造としてはこれはセッティングに入れられます（ただし、フレキに関しては加工に専門的な形状のヤスリやカッターノコでは切るのが難しい為リューターをメインにする傾向にあり、リューターが使えないタイプのミニ四レーサーは再現できないとして手数の不平等性が発生する）。
いわば、調整力とは関係ない「ミニ四駆の本質自体が変化してしまう問題の改造」に関しては微妙な所があります。
正直言って「手加工のペラタイヤが全て悪い」と思う。
結局「高威力のヒクオや裏調整のモーターや電池もその速度域でコースに入らなければクズパーツと同じ」となるんだよな。
いわば「その速度域を成立させる安定性」があるから、その安定のキャパ内に異常改造をぶち込んで今のガチマシンが成立しているなら、その「成立させる条件」となる大本のパーツを「使用禁止」にしてしまえば今の問題となる「裏調整パーツ」はただの無謀パーツとして無価値になると思いますよ（そもそも、ミニ四駆には設計段階でタミヤ公式から性能の制御が施されている為、それを超過してしまうとコースに入らない為である。ペラタイヤに辛く当たるのは「立体コースにおいて跳ねない事がコースに入る条件ならペラタイヤにすることで過剰速度でもいくらでもジャンプで入る」としてそのパーツが大本の原因を作っているのは既にバレている為である）。
むしろ、逆に「裏調整パーツを一切使わせない」とタミヤ公式が車検を鬼の様に厳選すれば、そもそも「過剰改造に頼れない」として「その改造に頼るためにペラタイヤを開発する」となれば、そんなタイヤを作る必要性がそもそも瓦解する。
この問題を想定できるため、ガチ勢の人達に「俺ら凄いだろ（笑）」と見せつけられても「この条件でやってんだろ。コース壊さないでくださいね」と言わないけど思うわな（打ち所が悪ければジャンプで直線パーツに穴空けるマシンもいるんですよ（笑））。
で、トムゴディから「拙者も同じ武器を一振り所望する（イメージCV：中村悠一さん）」と心の声が聞こえてきたように思ったので「合点招致（イメージCV：うえだゆうじさん）」のノリで専用の東北ヒクオを作ってあげました。
正直、トムゴディの方がBGの東北ヒクオよりも性能面ではかなり向上させて組みました。
要素を書けば
1.トムゴディの方がマスダン位置が低い
2.トムゴディの方が東北ダンパーの距離が長い
3. トムゴディの方が取付け部にOリングを追加する等、可動部分に改良を加えている
等。
あらゆる点でＢＧの仕様よりも性能重視で作ってます。
BGの方が「コンパクト」なら、トムゴディの方は「性能重視」として改良しています。
今日はこんな感じでした。
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