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2017年05月25日00:41

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前川元事務次官、実は素晴らしい志を持った人物だった!

天下りにて更迭された、渦中の前川氏。
確かに国家公務員法遵守の既定を破った事自体、咎められるべくことなのは間違いない。

その一方、氏が去る前に文科省全職員へ送ったメールの内容が凄かった。
その内容が以下。

http://www.asahi.com/articles/ASK1N563DK1NUTIL031.html

なんと素晴らしいではないか! 特に目を引くのがこれでしょう。

〜ひとつお願いがあります。私たちの職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、
セクシュアル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。
無理解や偏見にさらされているLGBT当事者の方々の息苦しさを、
少しでも和らげられるよう願っています。

そして、セクシュアル・マイノリティに限らず、様々なタイプの少数者の尊厳が重んじられ、
多様性が尊重される社会を目指してほしいと思います。

気は優しくて力持ち、そんな文部科学省をつくっていってください。〜

“少数者の尊厳”・・・

“特に弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、
行政官の第一の使命だと思います。”

こんな資質にあった人物だったとは・・。
まさに安倍現政権にとって真逆の、本来は最も必要な官僚だったというわけだ。
本来なら、腐りきった今の政府を影で是正するべく貴重な人材だったというわけだ。

氏によるこの度の告発は、単に怨念からの逆襲という意味ではなく、
元来持っていた聡明性と正義感を、部下達のみならず国民のために、
罪滅ぼしのために捨て身であえて踏み切ったのではないかと、
この文面を見てジワジワと感じて来る。

確かに規定を破ってしまったことはどうあれ消すことの出来ない、重たい事実。
だけれども、その反省と共に罪滅ぼしをしようとするなら、
それを否定するものは何一つないだろう。

官僚や職員の多くは、厳しい基準をクリアした適正にある人物は少なくないだろう。
その反面で、特有の環境下にて、いつしか権力や支配構造の中でまみれ、
例えば佐川理財局長のような者も現れる。
その点で、前川氏もまた別な観点ではその一画に入ったのかもしれない。

だが、この文面から滲み出る人格性や業務の中での志そのものは、
実にこの省庁に相応しい人物だったのではなかろうか。

これを、「意趣返し」として捉え、下世話なネタで“私的新聞メディア”を用い、
稚拙なリークを行い阻止せんとする現政権と単純比較して、果たしてどちらが
政府の仕事に相応しいのか・・だ。

遂に、明日のTBS「News23」にて独占インタビューをオンエアすることが決定したようだ。

何を語るか、そしてその肉声と姿で、氏の真意を真っ直ぐに見つめてみようじゃないか。。


■前文科次官「文書は本物」=新獣医学部「総理の意向」―週刊誌報道
(時事通信社 - 05月24日 19:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4587808
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