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2017年05月10日18:34

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ディベートテクニックとケンカ

まあ、例の奴とのことで、皆さんのお役にも立つかな?って思うので、参考までに。

つぶやきで、「リアルのケンカにも強くて、ネット云々・・・」って書きましたが、実は、ディベートテクニックにおける手法ってのは、リアルのケンカや格闘技と共通するところが多いんです。


まず、相手を軽く挑発する。

これ、重要です。
相手の力量を見極めるのに、物凄く大切なことなんです。

ここでの相手の出方によって、下手にかかわるとこっちが大やけどをする場合もあるので、重要なんです。
ケンカの必勝法=絶対的に強い相手とはしない(笑)
これですからねw



で、相手が出てきたら、適度に無視する。

ここで、相手が調子に乗ってやってくるってのは、己の力量がわかっていないやつの典型です。
だからこそ、相手の力量を見極めるのに、これが非常に重要なんです。

ケンカや格闘技に例えるのなら、相手のジャブや前蹴り、初手の組み合いがそれにあたると思います。
これをかわしながら、相手の力量を読むのです。

まあ、今回の相手は、初めからわかっていた相手ですので、ここで引くことを期待していたのですが、バカには理解できなかったようです。

また、ここの段階で、相手の手持ちの攻撃材料の見極めにもなりますからね。




次に、やんわりと挑発を再開する。

これは、相手の未熟さやバカさ加減をなじるわけです。
本題を論じる必要は全くありません。
これで、簡単な相手なら、一気に激高しますからね。

格闘技などで言うなら、的確なジャブを、真芯に打ち込むってことです。
相手の事をなめている奴は、基本的にガードが緩くなっていますから、簡単に入ります。
すると、殴られた相手は、その力量を読み取れずに、激高するわけです。

物凄く、共通点があるでしょ?

今回の事例なら、伝言板でのやり取り開始が、それにあたります。




そしていよいよ、本題での議論に入るわけです。

こっちは計算ずくで、相手の挑発なんか織り込み済みでやっているから、論点整理なんか簡単です。
ところが、相手は調子に乗っているうえに勝てる気になっているし、頭に血が上っているので、目の前に示されたことに、必死になって反論してくるわけです。
この時点で、冷静なこちらは、次に別の手で出てくることも想定しながら、こちらに有利になるほうに論点を誘導していくのです。

このあたりは、格闘技だけに及ばず、囲碁・将棋などにも共通することかと思います。

自分の得意の技・・・打撃なのか?寝技なのか? パンチなのか?キックなのか?
自分の得意な土俵に引きずり込めば、一気に有利になりますからね。



そして、相手の論点ずらしを絶対に許さない。

相手が別のことを言いだしても、こっちの質問に答えるまで、絶対にそこから出させない。
これが重要です。

今回の相手程度のなら、別に相手の土俵に乗ってもどうにでも返せるのですが、とことん追い込んで、さっさとギブアップを取るには、これは重要です。

格闘技で例えるのなら、コーナーに追い詰めた相手を、絶対に逃がさない。
マウントポジションを絶対に返させない。
これに当たるかと思います。




で、援護が期待できる場合は、それを利用する。

今回の場合は、面白かったので日記に公開して晒しましたが、一気に追い詰めることにも活用できましたし、相手のプライドをずたずたにすることにも活用できました。

ディベートでは、オーディエンスの歓声や拍手がそれにあたります。
格闘技なら、セコンドがそれにあたります。

別に手を出してくれなくても、的確なツッコミや指示は、相手を追い込むことにも活用できますからね。




最後の追い込みとして、、逃げ場所を設けてあげる。

わざと隙を作ってあげるのです。
すると、相手はそこに逃げ込もうとします。

そこで、徹底的に袋叩きにするわけです。

これをやられると、相手は絶望感しか生まれません。
相手の戦意を奪うのに、これは絶対に必要です。

格闘技で言えば、寝技に引きずり込みやすいポジションを開けてあげるとか、決定的な関節技を仕掛けるために、利き腕と反対側を犠牲にするとか、スタンプで顔面を踏みつけるために、わざとマウントをずらして、腕や足を取りに来させるとかってテクニックです。

右のパンチが強いボクシングの選手なら、亀になって閉じこもっている相手に、左のガードが下がるように左側を少し開けて逃げさせるふりをして、左で大きく逃がさないようにしてから、右のKOパンチをくらわせるって感じです。
右に逃げようとすると、必然的に左のガードが緩くなりますからね。




ここで、素直に逃げ出せばいいのですが、往生際の悪い相手には?

今回のように、徹底的に追い込みます。
別に議論なんて必要ないです。
議論のための論点整理なんてのも必要ありません。
どんな方法でも、面白いように相手にダメージを与えられますからね。

格闘技なら、最近はスタンディングダウンやレフェリーストップなどがあるので、この手の場面はあまりお目にかかれませんが、相手が意識をなくすまで、もしくは骨を折るまで徹底的にやるんです。




ここまですれば、相手は白旗を上げます。

今回の場合は、アク禁ですね。

しかも、今回のアク禁は、あの日記のコメントにかかわった人間全員って(笑)

もう、尻尾を巻いて逃げ出すってのの典型ですわ(笑)



以上のように、単に議論が強いだけでは無理な場合でも、リアルのケンカに強いタイプ、囲碁や将棋などに強いタイプは、こうしたディベート的な局面では、一定以上の強さを発揮するわけです。

これに知識や頭の回転の速さが加われば、負けるわけがないんですよ。
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