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2017年05月09日05:46

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再告知  5月11日(木)、第1回夏目漱石研究会を行います。白瀬氏のメッセージと推薦必読文献の添付     塩見孝也

再告知  5月11日(木)、第1回夏目漱石研究会を行います。   塩見孝也
 去年から今年に掛けては、夏目漱石生誕150周年、没後100周年の年であります。僕らはこの年を記念し、「夏目漱石研究会」を発足させ、日本近代が生み出した第1等の偉大な思想家、文学者・表現者、哲学者である夏目漱石の文学的著作、エッセイ、文学的評論、或いは彼の生涯にまつわる関係文献も検討し、丹念に辿り、(批判的に)研究し、漱石近代文学運動の総括にある程度の決着をつけ、今、わが日本国が遭遇している未曾有の事態を突破す礎石の一つに打ち据えて行きたいと考えます。
 日時:5月11日(木)、12:30〜 位から集合、開場:13:00、開演:14:00
 場所:清瀬市北口「ジョナサン」 研究対象 :「我輩は猫である」「坊ちゃん」 今後、漱石の作品を2作品毎位(関連関係を精査しつつ、それが、三つになったり、二つとなったり、ひとつとなったりすることがある。第1回の後、その都度、決めてゆきます)2ヶ月に1回位の順、ペースでに抽出し、議論してゆく。
今回、講師は白瀬武美氏です。 氏はメッセージないしは、報告テキスト(レジュメ)を準備する。
連絡先 090- 8486- 4674です。 参加申し込みには大いに門戸を開き、談論風発・百家争明の座談が出来るように心掛けます。
 白瀬氏が準備したメッセージ(ないしはテキスト、レジュメ)を同封しておきます。(塩見) 2017/05/09
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 はじめに
 何故、夏目漱石なのか。夏目漱石については漱石論ともなり、文学論もあります。漱石は、文学を通して社会状況と政治風刺を語りあげるのですから、それは作品中に刷り込まれている。小説の主人公を借りて、時代(体制)を批判する文体にしている。そこに、漱石文学の真髄がある。この文学手法に現代人は学ぶところがあります。現代失速した日本の針路に、漱石文学に隠されていた百年伝言を読み解く作業が必要です。本年、漱石生誕150年を迎えたことから、本日ご参集いただきました皆様に「漱石生誕150年を語る」を下記のテーマで行いたいと思います。よろしく、お願いいたします。
1部 夏目漱石の作中に見る背景
 1、 明治という時代の社会的状況について 2、小説の主人公の意見と漱石の真意とは。3、漱石作品には、心理学的「副意識」がある。4、現代を(事後法)で読み解く。
2部 「坊ちゃん」
 1、「坊ちゃん」の本名を明らかにされていない。2、「坊ちゃん」の世界から男らしさを学ぶ。3、  坊ちゃんの裏主人公は「清」さんである4、坊ちゃんは江戸っ子の田舎物語である。
3部 「三四郎」
1、 広田先生の言動と哲学 2、「三四郎」は田舎青年の東京物語である。3、三四郎が受けた東京の文明開化と恋愛物語
 4、広田先生の言葉。A,「日本は滅びるね」で国の危うさを指摘した。B,熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より頭の中の方が広いでしょう」
4部 自由討論    漱石の時代批判を読み解く、現代日本の課題

●白瀬氏推薦の必読文献
夏目漱石 「私の個人主義」 講談社 
小森陽一 「漱石を読みなおす」岩波書店
小森陽一 「夏目漱石現代を語る」角川書店
土居健郎 「漱石の心理的世界」弘文堂
張建明  「漱石のユーモア」 講談社
夏目房之介「孫が読む漱石」  新潮社
かんさん中「かんさん中と読む夏目漱石」岩波書店
石原千秋 「学生と読む三四郎」 新潮社
江藤淳 「漱石とその時代」   新潮社 

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