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2017年05月08日18:01

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『ウルトラマンが泣いている』(著:円谷英明)

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読了。
同族経営におけるマイナス面ばかりが極端に露呈し自滅へと至った経緯が生々しく記されている。
放漫と私物化の成れの果て。
概ね想像どおりだった。

マスゴミどもがお家騒動を嗅ぎつけてここぞとばかりにわめき始めた頃より前、たしか『ウルトラマンガイア』の本放映中だった頃、円谷プロと取引のある某中小企業に勤めていた知人が「円谷さんは支払いの時に毎回なぜかもたつくんだよなあ」とぼやいたことがあったのを当該書籍を読んでいて唐突に思い出しつつ改めて納得。参考のため著者が約十四年前に円谷プロの営業担当専務に就任した当時のくだりを引用。

”実は私が着任後に経理のシステムを一新するまで、経理担当者は手書きで帳面に数字を書いていました。どんな中小企業でも、パソコンと経理ソフトを導入していた二一世紀に入ってもなお、収支の一覧表を作る経理のメイン担当者がパソコンを扱えなかったのです” 

創業家の方々は不愉快かもしれないが、しかし身内のいざこざを繰り返してマスゴミどもの食い物にされ続けるよりはむしろ今現在の体制のほうが望ましいのではないかと考える。
バンナムさんだって儲けたいだろうから悪いほうには転ぶまい。きっと。

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