妙心寺・退蔵院

仁和寺で御室桜を楽しんだあとは、近くの妙心寺に行ってみました。
考えてみると妙心寺には行ったことがないと思います。
シダレザクラがきれいな退蔵院が、春の特別公開中なので入ってきました。

妙心寺には四十六もの塔頭があり、その中の１つが退蔵院で六百年以上前に建立されたものだそうです。
重要文化財でもある本堂でもある方丈は、宮本武蔵も修行をした場所だとか。
ここから、元信の庭と呼ばれる枯山水庭園を見ることが出来ます。
この庭は、室町時代の画家の狩野元信が作庭した庭だそうです。
自分の描いた絵を立体的に表現したもので、絵画的な優美さのある庭だとか。
その辺のことはよくわかりませんが、なかなか素敵な庭でしばらく眺めていました。

もう１つ、余香苑というお庭もあります。
こちらは昭和４０年に完成と新しいもので、池泉回遊式庭園です。
一年を通して、いろいろな花も咲くそうです。
今は、大きなベニシダレザクラがすごくきれいです。
この桜も散りはじめということですが、まだまだすごくきれい。
この桜を見るだけでも、入る価値ありという感じです。
陽の庭・陰の庭をはじめ、お庭全体も素敵でした。

まったく知らずに入った退蔵院でしたが、すごく良いところでした。
本当にここのベニシダレザクラは一見の価値ありの桜でしたし、落ち着ける静かな雰囲気でした。
人もあまりいなくて、のんびりゆったり気分で過ごせました。

関西の桜も、そろそろ終わりですかね。
仙台とか、南東北ではすでに満開になっているぐらいですからね。
まだまだ桜を楽しみたいと思っていまして、来週は北東北に行ってきます。
GW明けには北海道と、まだまだ桜旅をしたいと考えています。
きれいな桜が見れると良いのですがどうなることやら。