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2017年04月09日21:43

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評価

 先月てぬぃっき完結編。
 読書メーター編。
 先月も数いったよ。
 複数回の泊り旅行に、泊まらん旅。
 プチ鉄、二次鉄の副産物。
 読んだ本の関連図書も欲しくなるから、積読棚は減るどころか増える一方なんだがね。

2017年3月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4377ページ
ナイス数:86ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■はたらく魔王さま! ハイスクールN! (電撃文庫)
 はたらく魔王さま!のセルフパロディ。  話の流れは、ほぼオリジナルのままに、日本に来たサタンが高校生だったらとだけ変えたら、物語がどう展開するかといった実験作(?)。  パロディなんだから、思いっきり羽目を外して、ある程度設定無視してでも笑いを取りに行くべきとは思うんだけど、作者の生真面目さが出て、普通に進行してしまう。  オリジナルを踏まえているので、原作の知識はあった方が楽しめる。  読まずに楽しめるか微妙なので読破推奨。  まじめにやるなら、別キャラで進行すればよかったのに。
読了日:03月06日 著者:和ヶ原 聡司,029
https://bookmeter.com/books/11452103

■嘘つき女さくらちゃんの告白 (集英社文庫)
 ※ネタバレ感想につき封印。気になる方はページへ飛んでください。
読了日:03月08日 著者:青木 祐子
https://bookmeter.com/books/11443225

■天久鷹央の推理カルテV: 神秘のセラピスト (新潮文庫nex)
 「推理カルテ」なので短編の方。
 前作までの流れが分かっていた方がより楽しめる。「推理カルテ」のナンバリングが入っているけれど「事件カルテ」を含めた発表順に読んでおく推奨。
 大きく三つの物語が収録されていて、オカルトじみた難題をオカルト的解決を視野に入れながら、科学的・医学的に解き明かすシリーズ。
 身体が腐敗する系(ゾンビ?)・若返り・聖痕辺りがテーマ。
読了日:03月12日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/11543657

■おことばですが、魔法医さま。 ~異世界の医療は問題が多すぎて、メスを入れざるを得ませんでした~ (電撃文庫)
 だいたいタイトルから推測できるイメージ通りの作品。
 「医学vs.オカルト」と解釈すると、「天久鷹央シリーズ」と同じテーマのオカルト寄りと解釈できないこともないかもしれない気配も漂う気分を醸し出す。
 実際ヒロイックファンタジー作品を読むと、こういうケースもある気がしていたので、こんな作品が読めると嬉しい。
 魔法医療以外が法律で禁止された世界(ちゃんと理由もある)で、現代医学をファンタジーで再現する物語。
 健康食品とかグレーゾーンの解釈が気になるところだけど。
 割としっかりまとまった良作。
読了日:03月13日 著者:時田 唯
https://bookmeter.com/books/11452104

■ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)
 ネットで調べものしながら読んでいたら「シリーズ完結」の見出しを発見して、慌てて帯を観たらしっかり「完結」って書いてあった。
 短編連作形式で小さな謎を解決していきついた先の大きな謎を解決な流れ。
 なんやかんやメインキャラの家系図が入り乱れると、微妙にうんざりしちゃうんだけれど、本のミステリそのものは面白い。
 こんな読者なので、純粋に古書と古書に纏わる謎にスポットが当たるであろう外伝に今まで以上に、期待大。
 実写映画はどうなるのでしょうね。
 設定崩壊していたドラマ版を踏まえていなければいいな。
読了日:03月14日 著者:三上 延
https://bookmeter.com/books/11497523

■ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌 (電撃文庫)
 本編と同じ舞台で、本編中の人物ではない視点で、本編の人物もチラリと登場させつつ、古い本をテーマにした、ミステリとは別の切り口でライトノベライズしたスピンオフ。
 わたしの理想の外伝の形。
 ビブリアファイトとなっているが、昔の名作も中二視点で見ればアニメやライトノベル的な解釈もできるぜ!と言っているだけな気もげほげほ。
 いっそ田山花袋の「少女病」とか語ったらいいのに。
 30年前のそれ系は書籍流通にはごにょごにょとか、その作品は理系女子に語ってほしかっ…ごにょにょとか、突っ込みたいところもあるけれど。
読了日:03月14日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/11543906

■首の姫と首なし騎士 誇り高き反逆者 (角川ビーンズ文庫)
 ナンバリングはないけれど7作目であり、前巻から続き次巻へ続いているので最初から読む推奨。
 そして前巻まで読んでいるなら面白さは分かっているだろうから、あらすじ紹介は野暮と判断する。
 エルマー編の一番盛り上がるところかな。
 皆さんの感想をざっと読むと、主人公二人の恋愛の進展具合を論じるものが多く、成程女性向けレーベルならではかなと。
 男性視点でヒロイックファンタジーの文法で読み解くと、この流れで恋愛要素はないかなと思うんだけどね。
 取り敢えず、次が現在発売中の最終巻ぽい。
 楽しみに読む。
読了日:03月19日 著者:睦月 けい
https://bookmeter.com/books/6946888

■首の姫と首なし騎士 奪われし花嫁 (角川ビーンズ文庫)
 ナンバリングがないけれど8巻でありエルマー編の完結編なのでこの本から読んだら勿体ないので最初から是非。
 2014年の春に第9巻が出るって書いてあるのに、検索しても出た形跡がない。
 平成2014年!?
 一応、この巻できれいにまとまってはいるけれど、折角なので、この先の流れも読みたい。
 恋愛要素の満たされないままの完結は大勢の女性ファンが悲しむだろうし、美しすぎる人妻シャーロットの姉ちゃんが登場しないまま終われば男性ファンも悲しむこととなるわけで。
読了日:03月20日 著者:睦月 けい
https://bookmeter.com/books/7709329

■建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。 (宝島社文庫)
 このサイトのランキング1位でしたか。
 ナンバリングがなくサブタイトルでも判別しにくいけれど2冊目。続き物ということはないけれど、1冊目から読んだ方が分かりやすくはあるかも。
 流行りの道を究めた女性探偵役に見習い男性がワトソン役に着くスタイル。一時期、この手のスタイルが雨後の筍の如く乱発されたので、埋もれちゃうんじゃないかと心配したけれど、しっかり続編出て安心。
 建築・設計畑の日常の謎系。
 この手の構図だと、恋の行方的な流れな要素も大事な気もするが、男に彼女の影があるのも斬新なのか。
読了日:03月22日 著者:逢上 央士
https://bookmeter.com/books/11492061

■俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する (ファミ通文庫)
 タイトルから異界の法則を読み解き応用してのし上がる物語と期待して購読。
 当たらずとも遠からずではあるが、物理法則を確認するとか言いながら、いろいろ杜撰で常識に囚われた言動の多さにがっかり。期待値が高すぎたのもあるけれど、突っ込みどころが多いのが残念。
 文系もいろいろ仮説を立てるけれど、それをいちいち検証するのが理系の魅力と思うんだよね。
 検証の描写が少なすぎたのがガッカリの原因と分析。
 高専と理系も必ずしもイコールではないけどね。
 ご都合展開も多く…。
 アニメイトで買ったらオマケ小説あった。
読了日:03月23日 著者:藍月 要
https://bookmeter.com/books/11245663

■建築学科のけしからん先生、天明屋空将の事件簿 (集英社オレンジ文庫)
 「音無薫子」と建築ミステリコンボで続けて読んだ一冊。
 乱暴に言えば、音無薫子の男女を入れ替えた感じか。
 建築の天才が、教え子を助手に事件を解決する流れ。
 まぁ探偵が設計しない事とか、建築の依頼のついでに事件を解決するわけじゃないので全然違うともいえるけれど。
 変な人たちが、事件を起こしたり解決したりの日常の謎系ミステリ。
 可能性がつぶし切れていない気がするので、謎が解けても、ほかの解法もあった気がする気がしなくもない、もやもや。
 犀川先生も本業は建築か、探偵と建築は相性いいのかな。
 
読了日:03月28日 著者:せひら あやみ
https://bookmeter.com/books/10135435

■放課後アポカリプス (ダッシュエックス文庫)
 「ゲーム」モノのライトノベルぐらいの期待で購入。
 現実とゲームの世界を強制的に行き来させられ、戦闘があったり色々させられる謎を解いて、この因果からの脱出を図る物語。
 ルールがすべて開示されたうえで、謎を展開すれば、ミステリ要素として面白く読めるのだけれど、ルールが伏せられた上に、キャラクターが最善の行動をとらないので、ご都合展開的な解釈になっちゃう。
 謎が解き明かされても、疑問点がたくさん残るし。
 沢山の謎を残したまま、次巻へ続いちゃっているんだけど、面白い解決があるとも思えないので躊躇中。
読了日:03月29日 著者:杉井 光
https://bookmeter.com/books/8337873

■ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう! (MF文庫J)
 主人公がゲームディレクターらしいので、ゲームのリメイクを何やかんやする内容と思って購読。
 人生の挫折から気付くと精神はそのままに10年前芸大の合格通知を受け取った時代にタイムスリップしていたので、自分の人生を「やり直す」という意味の「リメイク」だったようだ。
 「リブート」や「リテイク」の方が適合していそうだけど如何でしょう。
 おそらく、主人公たちの最終的なゴール地点はゲームらしいけれど、少なくとも当分は映像作品(映画)メインっぽい。
 映画ものも好きだからこれはこれで○。
読了日:03月29日 著者:木緒 なち
https://bookmeter.com/books/11598299

■瀬川くんはゲームだけしていたい。 (GA文庫)
 ゲーム好きな主人公がライトノベルの典型的なテンプレートに乗っかって、ありきたりな設定のままありきたりな展開を見せるありきたりなライトノベル。
 ゲーム好き視点から見ても、あまり共感の得られない描写も多く、いただけない。
 ネットゲームや対人プレイを嗜むなら、ゲーマーの友人はいても邪魔じゃないし、一人プレイ重視なプレイスタイルなら、対人スキルは身につかないし。
 超絶ゲーム廃人の主人公が、何事にも動じず、ゲームだけして、ゲームだけして何かを解決するような話だと期待してたのよね。
読了日:03月29日 著者:中谷 栄太
https://bookmeter.com/books/11232010


▼読書メーター
https://bookmeter.com/


 「嘘つき女さくらちゃんの告白」はネタバレを含むために手動で感想を消しました。
 流れで何となく推測できるように、基本一つテーマを決めると、それにかぶせるように似たテーマの作品を続ける読書法を採っております。
 なので、新作優先したいんだけど、そうも限らないのも辛いところ。
 とはいえ、今回は、新刊多めかな。

 完結編、もしくは事実上の完結っぽいのも複数あるね。
 首の姫は、主人公をはじめ登場人物がしっかり考える小説なので、安心して読めて好きなタイプなので、終わってほしくないなぁ。
 登場していない時も、考えて動いている、描写されない人物の動きが素晴らしい。
 予告が載っていたってことは、お話自体はあるんだろうけどね。

 そして、完結編且つ新刊のビブリアが大ヒットだったね。
 や。特別面白かったってことじゃないんだけど。
 普通に面白かったぐらいなんだけど、なんせ新刊のヒット作なので、読書メーター内にも、この作品の人気は高く、「ナイス」が大量にいただけた本。
 ひと月86以上ナイスは新記録だけれど、そのほとんどがこのタイトル。
 基本的に売れている本は売れているときに読まないスタイルではあるんだけれど、なんかこう数字に表れると、ナイスもらうのもいいなと思っちゃう。
 ビブリアは、ヒットする前から読んでたからあれだけど。
 まぁ最近は、新刊優先で読む傾向なのは実際。
 でも、古い本の感想に一つ二つポツポツ「ナイス」が寄せられるのも、新刊10ナイス分ぐらいの嬉しさはあるんだけどね。
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