こんばんは、月影TAKAです。
本日、社外製のニッカド・ニッケル水素用充電・放電器「TGX08」が届きました。
有限会社エコスタイルの充電器で価格は約2400円ほど。
RCカーの充電器メーカーがガチで出している充電器（13800円ほど）と比べるとまさに1/5近い値段で手に入る代物ですね。
では質問です。
「この価格差はどこからくるでしょうか？」
私的には「充電時間」と「デルタピーク対策」の2つだと思います。
前者は「店舗コースでミニ四駆を走らせる場合のピット時間」に起因し、後者は「充電式電池の活性化」に大きく影響します。
微調整ができて、しかも即行で充電時間を短縮できるガチ仕様の方が実用的で好まれる為、その手の充電器は高額化しています。
対して、今回の充電器は「充電・放電機能」はあるものの、設定は固定式であり充電・放電には時間がかかります。
電池への充電スペックも「1.2V 500mA」であり、放電量も250mAとネオチャンプのスペックと比べたらかなりマイルドなスペックに抑えられています。
ただし、このマイルドさが逆に「作業時間の長期化」及ぼしている為、決して「店舗コース走行中に実用的に使える」類の充電器ではない事は十分わかりますね。
おそらく、価格差の大きな原因はコレになるでしょう。
しかも、「活性化させるためにはデルタピークギリギリをセンサーで見極める必要がある」というRCカー・ミニ四駆用充電器のセオリーから離れた充電器であるため「安全に充電することを優先する」性能みたいです。
これを想定したら、2400円という価格も納得です。
つまりこの充電器は「自宅で気長に充電・放電するための物」でありそれを了承できるのであればちゃんと性能を出す類の充電器であると思います。
「充電・放電機能の付いてない充電器使ってるとは（笑）」と言われたら、これを使っているだけでもかなり違います。
たしかに、「走行中に急速充電に耐えられない」「デルタピークはあまり想定されていない」というファイン仕様ですが、「ネオチャンプ等の充電式電池の性能を落とさずに使用する」上では十分な性能を持っています。
前回のパワードジャパンのRCカー用充電器もそうですが、やはり充電器は「デジタル式」の方が便利です。
簡単なのはタミヤ公式充電器みたいなアナログ式の方ですが、電池の管理と安全性ではデジタル式の方が良いかもしれません。
電池に対するトラブル防止機能が付いている充電器は更に良いです。
しばらくこれを使ってみて様子を見る予定です（ライトダッシュ用ネオチャンプにします）。
ここで話を戻しますが、ミニ四駆に関するネット上での私のポジションや関係を私自信考えてみました。
私的には「ミニ四駆を考察する物好きな技術系人間」というポジですね。
肩身が狭い発言ですが、私的には「ミニ四駆を機会にオフ会を開いて交流する」行為や「ミニ四駆で有名になってテレビに出たい」とかは基本考えていません。
前者に関しては、私的には基本アウトローなスタンドプレイスタイルの人種であるため、「買い物のミニ四駆店舗コースで他の方に出会ったら挨拶する」「お店の人やタミヤのスタッフさんに出会ったら、交流があった人は顔を覚える」程度です。
後者は「とりあえず、改造した性能を評価してみる」「新しいパーツを使ってみる」等をして個人的に気になったことを片っ端から解明していくのが好きなだけですね。
なので「ミニ四駆を使って何かしてやろう」という類の人種ではなく「ミニ四駆その物が好きで弄って楽しんでいる」という類の人種です。
最近、色んな人がメッセージを送ってくれて、オフ会などに誘ってくれますが、基本的に私はオフ会に参加するタイプでは無い為あまり関心が無いです。
それに、私は実際にネット上で意見交換したりリアル方面で出会った人しか信用していません（つまり、意見を交わして考えが伝わった人を基本的に好意的に見る類ですね）。
これは基本的に去年の「やんちゃん」や「あざらし」に対する言い合いから得た教訓ですね。
「明らかに喧嘩を売ることを前提に発言してくる」ユーザーと言うのは明らかにいる為、そういうタイプのユーザーかどうか判別する為にも意見交流は必要です。
そして、「マイミクに成りすまして勝ち誇ったり、相手が困るように誘導するユーザー」というのも「あざらし（現：ODN）」のやり口から学習したため、そういうユーザーかどうかを判別する為にもこのスタンスにしています。
つまり、この二人の反面教師から私が比較的動きやすいやり方を考えた結果、今の私のやり方が出来上がっています。
ちなみに、私の考察にも賛否両論あることは私自身自覚してますよ。
私は基本「経験論」と「どうしてこうなるのか、何故こういう事が起こるのか」を自分自身で考えて物理法則に沿って発言する為、考えが合わないと間違いなく疑問を呼びます。
例えば「ハウリングシステム」もその一つですね。
TMFLのスルガ博士もこのシステムを応用した慣らしのやり方を考案しているみたいですね。
それは「一斉にモーターを慣らして、音のチューニング（調律）の共鳴効果でモーターを高速で慣らすという技法ですね。
一見すると「漫画のネタ」的な発想のように思えますが、私はこれは有だと考えます。
実は、テレビチャンピオンで「ライブメタルマグナム（サイクロンマグナム改造）」が出てきた回で、「虹色のブロッケンG」を作っておられた選手さんが、スルガ博士と全く同じ慣らし方法で「調子の良いモーター」を選んできた事例があります。
なので、やはりこれは有な考え方です。
それに、これを有だと考える根拠もあります。
それは「ハイパーダッシュ基地のステーション35ヶ所めぐり」でドラボさんにてかっさんとバトルした際に「かっさんのマシンがJCJCで吹っ飛んだ原因」を自分なりに考えた果てにやはり考えられる結論になりました。
「かっさんがマシンに手を加えた」のは考えづらく、先週のスプリング大阪の私の1次予選時の展開を想定するに「ハウリングシステムの射程」というのはどうやら存在するみたいです。
実は生き残るマシンの条件の中に「ハウリングシステムの射程圏外にいた」というのもあるかもしれません。
「一斉横並びになってスロープ後のコーナーでマシンがかなり（の数が）吹っ飛んだ」という事例はスプリング大阪のチャンピオンズ決勝戦で実際にあった展開なので、実は「速度抑えた方が完走しやすい」という戦法は「ハウリングシステムを想定したセッティング方法」としても取れます。
つまり、「単走で完全に速度・安定性をギリギリまで詰めた改造」よりも「単層では7〜8割の速度の安定性重視で、ハウリングシステムで丁度100％に近い性能に合わせる」方が実はCOしにくい法則もあります。
ハウリングシステムは大阪のスーパーラジコンで検証を果たしており、「アトミ2PRO」のベルダーガ―をコースに放ったところ、横を凄い勢いで爆走して言ったマシンが片っ端からコーナーでCOする等の現象を引き起こしています（ちなみに、そのマシン達は単走で走らせるとかなり安定性が高いマシンです）。
この結果から、やはりミニ四駆には「ハウリングシステム」という要素は存在すると思います。
逆に、完走を目指そうとすると実は「他のマシンの数」が減っていくほど完走しやすくなります。
「モーターの音程をずらす音を出すマシン」が減るほど、本来の走りに沿うようになるため完走率が向上するという理論です。
これは去年のステーションチャレンジ（三宮ジョーシン）でも同様の現象が起きてます。
「単走では完璧に走るのに、1対1のバトルでは必ずCOする（涙）」と言っておられた方もいる為、「単走とバトルの違い」を考えれば明らかに「マシンの数」であり、その要素を見れば
1.衝撃
2.風圧
3.振動
4.音（音波）
5.電磁波
ぐらいしかないですね。
JCJCといえど、コース壁はしっかりしているため、1・２は考えにくいです。
3は車体を強く揺らす現在の立体コース向けのミニ四駆では考えられない事はないですが、5レーンコースでも同様の問題があるため、これも信憑性は低いです。
5はダッシュ四駆郎の「風の谷」の戦いの「電磁コイル妨害（前ちゃんの仕業）」を考慮すれば「モーター同士の持つ電磁波に影響する」と考えられなくないですが、電磁波の範囲はある程度限られるためこれも信憑性は低いです。
となれば残るは4の「音（音波）」となります。
パトレイバー劇場版の「HOS事件」ではありませんが、「モーター独特の特殊な音が風を伝って他のマシンに影響を与える」という理論は考えられます。
そもそも、「マシンを速く走らせる」事を想定して「静振性を優先させる」改造もある位なので「モーターの持つ音や振動」というのは少なからずマシンの走りに影響を与えている見たいです。
電車の騒音とデジタルオーディオ機器の音楽の音が打消しあって静振性効果を向上させたり、強い音に影響されてモーターの回転数が引っ張られる事も想定できます。
根本的な原因はまだ解明できていませんが、少なくとも「複数台が一斉に走れば、単走では100％の走りをしているマシンも120%以上の走りになる」というのは経験論から分かる事です。
逆に「複数台走らせて90%〜100%あたりの走りに調整する」改造を施せば、音で釣られてもコース上ではベストな走りができるようになります。
もしかすると、1次予選を突破できた根拠もこの改造の方向性が影響している可能性もありますね。
今日はこんな感じです。
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