広島東洋カープ3-3オリックスバファローズ
オープン戦
広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
Ba|002001000|3
C |000000030|3
本塁打
(Ba)ロメロ1号��
先発、加藤は再三走者を背負いながらも5回2失点の投球。
中田は被弾するものの、飯田、薮田、ジャクソンが無失点に抑える。
打線は、ルーキーの山岡の前に5回まで無失点と低調も庄司の2安打の活躍もあり8回に追いつく。
終盤に何とか追いつくも決定打なく今季オープン戦初の引き分け。
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3日間に渡り行われた本拠地オープン戦3連戦でしたが、最後の最後まで実りが薄い中で終わってしまいました。
終盤に同点劇…とは言うものの。ルーキー相手に中盤まで無安打で8回漸く疲れたところで打ったに過ぎませんしね。
しかも、それに加えて新井貴浩が静岡での試合で負傷していた事も監督より明かされました。
登録を抹消するほどのものではないようなのが幸いではありますが、かねてより懸念されていた「リーグMVPとはいえ40代の選手ぐらいしか4番がいない」という現実を春先から突き付けられた形です。
現在、慌てて丸佳浩を4番に据えているようですがはっきり言って彼にはあまり向いていない仕事かと思えますし、昨年の優勝の原動力となった「タナキクマル」を崩すリスクの方が大きいかと思います。
もっとも、ではそれ以外の候補となると昨年4番の経験がある松山竜平やブラッド・エルドレッドはオープン戦通じて低調な出来。
なかでもエルドレッドは打率が1割はおろか5分にすら満たないという悲惨極まりない状況で、開幕2軍スタートは濃厚となっている状況とみなして良いでしょう。
そうなると、他に頼めそうなのはラミロ・ペーニャか鈴木誠也ぐらいでしょうが、これまたタイプ的には微妙で誠也に至っては「徴兵」されている関係から試す機会すら与えられません。
結局のところ、誰が出ても出たとこ勝負になりそうです。
ルーキー対決となった先発ですが、加藤拓也は「地元凱旋」となった山岡泰輔との「ドラフト1位対決」に見事に敗れてしまいました。
まあ、ドラフト時の両者の評価を鑑みれば妥当といえば妥当な結果でしょうが…。
内容的にも不要な四球が多すぎで逆にあれでよく2失点で済んだもの。
彼のレベルだとこれはまずまずの結果なのかもしれませんが、開幕ローテと考えるとますます不安ばかり大きくなります
また、気になるのがオープン戦通じて開幕でのリリーフ起用が濃厚となった薮田和樹。
ここまで、まずまずの投球を見せてはいますが元々、1軍では先発での起用が多くさほど強靭ともいえない彼に連投は耐えられるのか疑問です。
この薮田に限らず起用が本当にその選手にマッチしてるのか疑問な部分がちらほらと見えてきてはいます。
今週の5連戦-なんでオープン戦終盤に、こんな日程を組むのかは不明ですが…-を終えるといよいよ開幕。
悔いのない準備を進めて欲しい物なのですが、現状を見ると難しいかもしれませんね。
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