「漫勉」シーズン４　清水玲子編

昨夜、ＮＨＫのＥテレで放送された
「漫勉」シーズン４の第１回目の放送は
清水玲子さんでした。

清水さんの自宅兼仕事場もキレイで
作品のイメージ通り整理整頓されており、
ここにも清水さんらしさが出ていました。
そして行きつけの喫茶店で
収録された『秘密 season 0』の執筆作業を見ながら
浦沢直樹さんとのトークがはじまりました。

今までも何度か書いていますが、
少女漫画ってそれほど読んでいないんですよね。

でも、絵は好きなのも多く、
特に白泉社（花とゆめ）の作品の絵は
少女漫画を読んでいない僕でも惹かれる絵が多かったんですよね。
清水さんの絵もその一人です。

清水さんの絵のイメージといえば、
線の綺麗さ、無駄のない線、
繊細な線で描かれた絵の印象が強くあり、
そのこだわりが感じさせられた仕事風景でした。

本当にミリ単位で修正を加えたり、
デッサンの狂いに妥協しない
プロ根性といったものを見た感じです。

デッサンの狂いを裏側からチェックするのは
よくみる光景なのですけど、
裏側にも表側の絵をトレースし、
さらに表側を消してデザインが整った裏側をトレースし、
デッサンをきっちりとするなんて、
線を主体にした絵が多い清水さんのこだわりがみれました。

あと、個人的にすごく注目した点がありました。
エンピツで原稿を仕上げて、
それをデジタル処理されているのを見て
ちょっと真似したくなりました。

僕も昔はエンピツだけで絵を描いていたころがあり、
昔を思い出して絵を描きたい・・・って気分にもなりました。
（思うだけでなく、今年こそは実践しなければ・・・＾＾；）


さて、来週はシーズン４で
一番見たいと思っている伊藤潤二さんです。
見逃さないようにしなければ・・・