mixiユーザー(id:4233422)

2017年02月15日21:35

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[IoT]インダストリ4.0の本質

IoTは、物をインターネットに繋げる事と書いてきましたが、直訳するとそういうことなのですが、本当の意味は違います。

本来やりたい事は情報の共有化で、最終的にはオープン化です。
それを簡単に表したのがインターネットという言葉になっているわけです。

情報の共有化で何ができるのかというと、ドイツで実際におこなわれている例を挙げると、
ある物を売る販売店があったとします。お客がそれを注文したとすると、その注文内容が販売店から製造元に即時に届きます。製造元は、それを元にラインの生産計画が作成されます。その生産計画を部品メーカーが入手して部品の生産計画をたてます。
これら生産計画から運送会社が、トラックの運搬計画を立てます。

これらの流れがほぼ自動におこなわれます。
販売店、製造元、部品メーカー、運送会社の全て別会社でこの仕組ができています。
日本では、同じ会社内であっても壁があるので難しいのですが、ドイツではディファクトスタンダードができている為に日本よりやリ安いみたいです。

ポイントはCloud化で、ドイツではSAPという会社がメジャーになっており、上の例でいえば、販売店、製造元、部品メーカー、運送会でシステムをCloud化していると、連携するのもSAP内で出来てしまいます。

日本では、それぞれの現場で最適なシステムを作ってきたので、連携がとりにくくなってしまいました。
なので、日本でのIoTは、取り敢えず自社内の工場だけでもやろうってことで、それをスマート工場と呼んでいます。

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