だんだん年を取って物事を冷静に分析できるようになるとわかってくるものがあります。
二十代の頃の私は休日は独りでドライブばかりしていました。
それも車を降りて行先で観光などするわけでもなく、食事とトイレ休憩以外はほとんど走りっぱなしです。
人と話すのは食事を注文するその内容だけでした。
人と話すと何かと気を遣って面倒くさいというのもありました。
今このことを冷静に分析すると、これは一種のコミュニケーション障害で、車の中に引き籠っていた状態ではないかと思うのです。
車の中に居ると人と話さなくてもいいですから。
そう考えると、その後の人生での人との接し方もなるほどと理解できます。
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