昨日は梅田のグランフロントで開催されているルーブル�癸垢箸い�
展覧会を見に行ってきた。
ルーブルには８つの美術品があるのだが、最後の９つめが実は漫画なんだそう。
といってもルーブルには漫画なんて展示してない。
しかしながらフランスと日本のマンガ文化は非常に切っても切り離せない
関係にあって、特にフランス漫画界の巨匠メビウスが日本の漫画家たちに
与えた影響には目を見張るものがある。私もメビウスが大好きな人間の１人。
そんなルーブルをフランスと日本両国の人気作家が
漫画という形で昇華させるとどのような化学反応を起こすのかとうい
試みが今回のルーブル�癸垢覆錣韻澄�
フランスの漫画家さんは残念ながらあんまりしらないんだが
日本からは荒木飛呂彦、オカザキマリ、松本大洋、フランスといえば
死刑執行人サンスンを主人公にした坂本眞一のイノサンはやっぱり外せないと思う。
寺田克也や松本大洋なんて思いっきメビウスの影響受けまくってる人たちだから
選出されたんじゃないかなと思うけど。
こういうプロの作家さんのネームから原稿を生で鑑賞できる機会はそんなに
ないのでとりあえず、パくれるところだけパクる！という
精神で鑑賞を開始した。いやでも、海外の作家さんって
写真を結構作品に平気でパンパカ貼り付けるんだなって思ったよ。
絵を描いてお金をもらっている人間はどこで
手を抜くかってことを考えて書かないといけない。
すべてに１００％で取り組むと途中で息切れする。
プロの人たちはそこの抜き方が非常に上手なのである。
だから紙面で初めて見た時に結構複雑に見える絵ももういちど
よーくよく見ると、あ、ここ手を抜いてる！ってのが
わかるのだ。特に週間漫画を描いている荒木先生なんて必要なところは
しっかり描き込んで後は割りと抜いてるんだけれどでもちゃんと絵として
成立してるんだよね。こういうとこ見習いたいな。
でもフランス人漫画家さんたちは基本的に１人で最初から終わりまで
描くから結構みっちり描き込んでいる人も多かったような気がするな
や、絵の見せ方のテンポの良さは日本の漫画とまた違う感じだと思ったよ。
やっぱり上手い人の絵を見ていると
自分も今に甘んじてはいけないなと思ったよ。
さて勉強勉強。
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