こちらの本の筆者は陸上の為末選手ら スピードスケート女子の岡崎選手 フィギアスケートの荒川静香選手 メダルを次々排出した中央大学女子水泳の栄養管理をされてきた方です。
どんな食物をどんな理由で、いつ食べたらいいのか?
目的別の食事内容など詳細に書かれています。
それはともかく、勉強になったのが、強い選手はよく嚙んでいること。
嚙まない選手は腹下しもままあって、栄養の吸収も悪いので身体が大きくなれない。
偏食している選手にマルチビタミンらバランスよい栄養を与えた場合と、普段から栄養バランスよい食事をしている選手に同じサプリを与えると。
栄養不良な選手ほど余計にビタミンら吸収するかと思いきや逆。不摂生な選手の尿から消化吸収しないままビタミンが放出されて黄色い。
普段からバランス食の選手はまんべんなく吸収されていた。
これは普段の食生活で栄養吸収のチャンネル数 トンネル数が違うからではと。
またこの著者 とあるサプリメント有名会社にも所属されているようだが、絶対にサプリは前面に出されないでむしろ消極的に紹介されています。
これはIOCほか最新公的スポーツ機関のこちらの警告とも一致するものです。
その意味から朝食にビタミン ミネラルらすべて入っているシリアル ビスケット バーの類いでよしとしている人に警笛を与えていました。
それでは活動的で疲れにくい身体にならないと。
あくまで自然食品から必要栄養素を摂ることを強調されています。
またたとえばタンパク質一つでも、かつてオリンピックの選手村で好きなケンタッキーフライドチキンを500個食べると豪語していた陸上為末選手を例にあげて。
鶏肉では鶏肉を構成する割合のアミノ酸しか取れない。人間の肉と鶏では違う。
同じように豚だけ 牛だけも同様で、質の高い筋肉らが出来上がらない。
メダルに届くようなパフォーマンス高い肉体を築くには、タンパク質も鶏 豚 牛 大豆 魚多方面を多角的に摂ること。
カルシウムも同様で、牛乳だけからとかはまったく否定されていました。干しエビらこちらも多方面に。
野菜の取り方も勉強になった。かねての色合いではなく、根(土の中)、葉、実の部分をバランス良く。
トマトやキュウリは実 大根らは根 トンカツにたっぷりキャベツは野菜バランスが葉だけで不適。
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