mixiユーザー(id:10159995)

2017年01月05日06:26

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混沌の時代

今年がどんな年になるか、
マスコミの論調の下敷きとなっているのは、
やはり、米国のトランプ次期大統領の動きだ。
国際的な経済学者の意見では、経済も国際紛争も先が見通せない、
変質が容易な液状社会になるなど、
混沌の時代が来るだろうという予測が多い。

トランプ氏が主張するのは、一国主義の内向きな政策だ。
選挙中に、国内の製造業を衰退させていると
批判されてきた自動車メーカーのフォード社は
メキシコの新工場建設を撤回すると発表した。

欧州では、フランス、イタリア、ドイツなど主要国で
国政選挙が行われるが、排他的な極右勢力の台頭が予測されている。

そんな最中に、著作権が切れたヒットラーの「わが闘争」が
再販されてドイツ国内で、ベストセラーになった。
極右イデオロギーの拡大につながるではと懸念されたが、
本を購入しているのは、主に政治、歴史の研究者であり
トランプ氏の当選によって欧米で高まる「全体主義的な政治観」への議論を
深めたと評価されているそうだ。

日本では、安倍首相がより強固な与党体制をつくるために
年内にに衆議院の選挙が行われのではと観測されている。

主要国のなかでは、安定政権との評価が高いが、
一強体制を野党共闘でそこまで揺さぶれるか、
政策そのものよりも、そちらの方に関心が高い。

混沌とする世界情勢にどう立ち向かうかではなく、
やはり、違った意味で内向きな選挙になりそうだ。

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