クリスマスになるとテレビではケーキやイルミネーションの特集など
楽しそうなイベントを紹介していることがほとんどである。
イルミネーションで彩られた街は賑やかで、道行く人々はみな
楽しそうに見える。このような街の風景に反して1人でいる人の中には
自分はクリスマスなのに何も与えられていないと言う。
私も1人でクリスマスを過ごしているのであるが
特に寂しさもない。それはサンタがすでにいるからである。
街を彩る灯りを灯している人たち、
多くの人達を時間通りに運ぶ鉄道、
スイッチをひねればテレビから番組が流れ静寂を断つ、
自分の時間を投げ打って誰かのために仕事に従事している全ての人々。
そうしたサービスというものは
あまりにも身近にありすぎていて
その存在に気がつくことはないけれど
見えないところで支えてくれている人たちがいる。
クリスマスを楽しんでいる多くの人達がいつも通り
生活できるよう、楽しい時間を過ごせるよう、
彼らが尽力しているからこそクリスマスは成り立っている。
だから私はクリスマスの日は
一生懸命働いている全ての人達に感謝したいと思っているのだ。
彼らこそ讃えられるべきサンタクロースなんだ。
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