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2016年12月22日00:55

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やっとデュラエースのペダルがやって来た!

■ やっとデュラエースのペダルがやって来た!

シマノのペダルとの縁は長〜い。悪いときも良いときもつき合ってきました。シマノの開発力に期待していたのはもちろんですけど、その、根本的な考え方を気に入ってしまっていました。シマノのペダルに対するこだわりの部分ですね。

もちろん最初のビンディングペダルはフランスのルックのPPシリーズで、真っ赤なデルタクリートのモデルです。キャッチ&リリースがしやすいモデルでしたが、初期のビンディングペダルは、足をセットすると、足を動かすことがほとんどできない構造でした。

その次のビンディングペダルが、キャッチしてからも、足を内外やカカトを内外へ動かせる新しい構造の、タイムのチタンマグネシウムです。確かに脚のストレスは無くなりましたが、コーナーからの立ち上がり加速で、しょっちゅう路面とハードヒットして、後輪を浮かせる経験をして、その次のコンパクトになってクリアランスが大きくなったインパクトに飛びつきました。

次はシマノのルックパテントのモデル、キャッチ&リリースのフィーリング、回転部の調整機構、本当に日本製らしく、よくできていました。ランスがお気に入りのモデルはこれでした。直ぐに、足を動かせるモデルが発売されましたが、丈夫なアルミボディにスチールシャフトの複雑なメカニズムで重かったですね。底まではプラスチック製のクリートの3本ボルト止めでした。

シマノはトウクリップストラップの時代に、エアロを提唱したAXの時に片持ちの超ロープロファイルデザインのDDペダルとか、デュラエースのペダル軸の原型になる、テーパードのスチールシャフトに、先端に少数のベアリング、中間にニードルベアリング、根元にDDペダルを彷彿とさせる小径のベアリングを配した構造を作り上げていました。

ロードSPDペダルはアルミ合金製のボディに、2本ボルト止めの金属製クリートの組み合わせでした。その次がSPD―SLの登場で、デュラエースはアルミボディにテーパー状のスチールシャフト、例のベアリングフォーメーションで、ロープロファイルを実現しています。ここで現在の樹脂製クリートの足を動かせるフローティングモードの黄色と、固定モードの赤色が用意されました。

そしてカーボンチップ補強された樹脂ボディへ移行します。スチールシャフトは持ち論テーパードで中空構造です。シマノのビンディングペダルは重いからを、少しイメージチェンジできるモデルでした。

でも、シマノは足を安定させるロープロファイル化、足とペダルの接地面積を大きくすること、縦も横もワイドに支える設計を採用していました。さらに、回転部のガタの調整を確実に行える構造の採用が貫かれています。

他社のハイエンドモデルのペダルが、ボディの樹脂化、チタンシャフト採用、シールドベアリング採用で、使っていると短期間でガタが出ていても当たり前なのに、シマノは今だにガタを吸収できる構造や、やたらに価格が高くなるチタン合金シャフトの不採用にこだわっています。基本コンセプトが共通の550、105、アルテグラも気に入っています。

さて新型のデュラエースのSPD-SLペダル、樹脂ボディの形状や溝の位置、クリートに接触する金属プレートが接着に変わりましたが、ベアリングのフォーメーションやテーパー状の中空スチール製シャフトは変わっていませんでした。キャッチ&リリースなど、使いながらチェックするつもりです。

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