2016/12/16-02

日記がGW突入した時点で一旦途切れててイキウメの「太陽」の観劇日記がまだ手をつけていないのですが飛ばして先日の観劇日記を先に書きます。


2016/12/11　城山羊の会　自己紹介読本　マチネ

公演期間は12/1〜12/11で12/4まで早期観劇割引で安いので普段なら12/3か12/4の日を取るのだけど今回は事前にボドゲ合宿があったので外す（怪我をして結局行けなかった）。12/10は一つ前の日記に書いたSHISHAMOのライブに行くことが決まっていたので必然的に最終日を選ぶ。予約を入れた時間が早かったのか全席自由の整理番号が６番と７番。城山羊の会のお芝居は役者の息遣いが聞こえてくるくらい近い距離が一番楽しめると思っているので舞台にがぶり寄る勢いの一番前がお勧めなのだけど、今回の舞台は１段くらい底上げしている感じがしたので座って役者の目線と同じくらいの高さになる前から２列目の「関係者席」の隣に陣取る。以前切実の「傑作短編集（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950812388&owner_id=1543362）」を同じ劇場に観にいった時も楽日で、その時は関係者席に作・演出の山内ケンジさんが座っていたということもあって誰か有名な人がくると良いなとミーハーな気持ちをもちつつ。

城山羊の会の本公演は岸田國士戯曲賞を獲った次の作品「仲直りするために果物を（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1947701123&owner_id=1543362&org_id=1947674316）」と前回の「水仙の花narcissus（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952978953&owner_id=1543362&org_id=1952952723）」に続き３度目。「水仙の〜」がとても素晴らしかったのでもうタイトルを見てまったく興味が沸かなくてもとりあえず観るリストに入ってます。開場前にロビーで物販をやっていて前回公演のDVDが売りに出されてて買おうか迷う。城山羊の会の公演DVDは１枚2,500円とイキウメに比べて破格的に安いので手が出しやすいんだけどライブでも観たんだしと少しためらいDVDを買うのは一旦保留してまずはお芝居に望む。

最終日とあって当日券を求める人が多く、スタッフさんも極力全員入れるようにと通路に座布団まで出してきなこさんが消防法に引っかからないのか心配になるくらいぎゅうぎゅうにつめつめ状態。「関係者席」は３、４席くらい用意されていたのだけど結局関係者っぽい人は一人でしたね。だけどその一人がびっくり。マスクをしていたものの、きなこさんはすぐに気づき「紙ちゃん！」と教えてくれました。ああ、こんなことならファブリーズ持って行くんだった（笑）　TVで見るよりも華奢で綺麗でしたね。終始マスクをしていましたが、周りの人も何人も気づいてきなこさんの隣をずっと見ていました。一瞬目が合ったような気がしたのだけど、瞳が大きかったな、でもきっと目があったのは気のせいだな。握手とかサインとかお願いしようと思いましたが思っただけでなにもできませんでした。有名人をいきなり見かけてもいろいろ脳内ぐるぐるして結局なにもできないよね。ましてやプライベートだし。

さてお芝居ですが客入れの時から役者が舞台に上がって誰かを待っている。たぶん城山羊の会始まって以来の「０場（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942988376&owner_id=1543362&org_id=1942818794）」ですね？（笑）　ストーリーは文字にしてしまうとなんのへんてつもない面白くも無い話になってしまうんだけどいつもながらすごいお芝居でした。役者の力量がとてつもなく要求されるお芝居だなぁ、と思うと同時に役者が皆上手いのでついつい引き込まれてしまいます。中でも物語を進める重要な役割の岡部たかしさんは山内ケンジさんの絶大なる信頼があるからか終始重要で難しい役をこなしていました。チームワークも良かったと思うけどちょっと１点だけ、初音映莉子さんが緊張していたのか台詞をつっかえるところが何度かあって、他の役者とのやりとりの「間」もなんかちょっとずれている感じがしました。ま、これは「正解」を知っている訳ではないのでもしかしたらあれが正解なのかもしれないのだけどなんかそんな感じがしたということで。

観客に中学生と思う姉妹がお母さんと一緒にきてて、誰か演者の知り合いなのかな？と思いつつも中学生が城山羊の会のお芝居観て大丈夫なのかと少し心配してしまいました。芝居によってはめっちゃバイオレンスだったりエロ要素は必ずと言って良いほど入っているし。で、やっぱり今回もラストにそういう流れになって、目の前での描写ではなく声だけの演出でしたがなんか笑っていたというのでまあ大丈夫だったのかなと思ったり。でも基本的にポストポツドールを狙っているという山内ケンジさんのお芝居はＲ３０くらいに思ってます。良い子は観ちゃだめ（笑）

次回本公演は来年の12月。ひえ〜、これから１年もお預けなのか〜、前回はそんなに間が空いた気がしなかったのだけどたぶん切実の短編集が間にあったからかな。次回は本拠地と言っていい三鷹市芸術文化センターで開催するのでまたセンター職員森本さんの小芝居が観られると思うと楽しみでしかたがない（笑）　１年は長いけど頑張ろう。

次回まで１年ということが分かったからか、水仙の花のDVDはもう買うしかないという気持ちになったので結局買っちゃいました。今回のDVDも安かったら買うだろうな（笑）

アフターはスズナリ近くのマジックスパイスへ。前回ここで辛さを１段階にして辛い辛い言ってたので辛さは０で注文。うん、まったく辛くない（笑）　カレー食べにきたのに辛くないのはやっぱり寂しいと思ってテーブルに置いてあるカレー粉といか香辛料が自由にお使いくださいという体であって少し入れたらほんのりスパイシーになって「お、いいかも」と思ってまだいけるかもと調子に乗って何度も入れていたら最後は辛くなりすぎてしまった（笑）


いろいろな感想を貼り付け
http://lineblog.me/mukoda/archives/49817.html
http://ameblo.jp/hiruruyoruru/entry-12228359317.html
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2016-12-10-1

いつも抱腹絶倒のブログ　むしろこのエントリーの方がＲ３０かもしれない（笑）
http://ameblo.jp/odashimatokue/entry-12225018170.html
http://ameblo.jp/odashimatokue/entry-12226176686.html

楽日にもいらしたのですね、紙さんに気づいたのかな？
http://ameblo.jp/odashimatokue/entry-12228843083.html