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2016年12月11日01:43

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二分間。

昨日は、せっかく東京に行ったのだからと、大きな書店を見に行って、例によって絵本・児童書を買い込んでしまいました。

その中の1冊、「二分間の冒険」は、ワリと分厚い児童書なのですが、大変面白くて先ほど一気に読み終えてしまいました。


この本の作者は「岡田淳」という方で、以前からこの方の書かれた児童書「こそあどの森シリーズ」をずっと読んでいました。

その、こそあどの森の巻末に、岡田淳氏の他の作品が紹介されていて、その中に「二分間の冒険」もあり、とても興味がありました。


で、今回実際に読んでみて、大変楽しかったワケでございますが、もう寒くて手が動かなくなってきたので、感想は手短にしておきます。

読む前は、「二分間の冒険」というタイトルから、何となく「お手軽な」「気軽な」冒険というイメージを持っていたのですが、全然そんなことは無く、以外にもシリアスなストーリーだったので大変驚きました。

主人公は、ごく普通の日本の小学生男子ですが、冒険が始まる前の学校での日常の描写が非常にリアルで、自分が通っていた小学校の雰囲気・風景がそのまま書かれているように思えました。

そして、そんなリアルな小学校で普通に過ごしていたリアルに普通な小学生の主人公が知らない世界で命懸けで戦わなくてはならないというところが、海外のファンタジー小説よりもずっと身に染みるというか実感が沸くというか、非常に恐ろしいワケです。

ストーリーの主題は大変哲学的で、小学生のときにこの本の感想文を書けと言われたら、相当苦労しただろうなぁと思ったりしました。


・・・とにかく、本当に手が動かないのでこの辺にしておきますが、大変面白かったです。
読んで良かったです。

岡田淳氏の作品は、他にも読んでみたい物がたくさんあるので、また今度探してみようと思っております。
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