mixiユーザー(id:13294765)

2016年12月04日08:26

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え?キューバでは「おしん」が放映されて大人気だったんだ。

今朝、録画していたテレビ東京の未来世紀ジパングを観ていたらキューバの特集をやっていました。

 アメリカの大統領選挙でトランプ氏が当選し、カストロ前議長が死去したことでキューバがどう変わるのかという点に絞ってやるのかと思ったら、むしろそれ以外の話題が多かったです。

 中でも面白かったのが、日本で1983年にNHKのテレビ小説でやっていた「おしん」がキューバで1994年に放映されて視聴率が80%を越えたということでした。
 当時は旧ソ連が崩壊し、キューバも経済危機に陥り、どん底から這い上がった主人公に自分達を重ねて共感を得たからだそうです。地元では「オチン」と呼ばれていてほとんどの国民が知っているとはびっくりでした。

 御存知かもしれませんが、キューバ革命からキューバ危機に陥り、アメリカから54年間国交を断絶していたのが、オバマ大統領が国交を回復したことで経済制裁が解かれたということです。

 ところが、その経済制裁もねじれ国会になっていることでオバマ大統領が大統領の権限で出来る範囲でしか解禁していないと番組では言っていました。アメリカからの渡航が認められたとは言っても家族に会いに行く等の条件付きであるとか葉巻やラム酒を持ち帰ることが出来るようになったとは言っても個人的なお土産のみでビジネスでは駄目といったように制限付きだそうです。

 それ以外では変わらないうちにキューバを見ておこうという外国人観光客が増えているそうで、日本人観光客も急増しているそうです。古き良き時代のクラシックカーやお酒が人気だそうです。

 また、日立が30年以上前に作った発電所がキューバ人が非常に勤勉だったこともあり、世界で最も長く稼働している発電所になったというのも興味がありました。キューバ人は日本人の指導者が教えたことを忠実に守り、部品が無ければ自分達で作って使うという物を大事にする日本人のような心を持った国民性があるとのことでした。

 カストロ前議長がなくなったことでどう変わるのか注目していきたいと思います。
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