クラフト作家合同作品展と吉野世尊寺さんの十一面観音像

今日から吉野大淀町のauショップさんの２階で「クラフト作家合同作品展」が開催されます（11月27日まで）。７月に切り絵ワークショップを開催させて頂いたご縁で、お声をかけていただきました。
私を含め６人の作品を見ることができます（観覧無料）。
http://www.create-net.co.jp/kirie.html#1003
なお、私は申し訳ないことなのですが業務の都合上、ほとんど在廊できない状況です。

今日のカットは、開催のauショップさんから車で５分ぐらいのところにある世尊寺さんの十一面観音像です。今回展示しています。
この像には以下の由来があるようです。
土佐の国に毎夜、光を発する木「沈水香（じんすいこう）」があり、ある日淡路島に漂着します。
島民がこの木を火にくべると非常に良い香りがしたので、天皇に献上しました。
これを見た聖徳太子は、この木が栴壇（せんだん）という香木からできた沈水香であるとして、天皇に奏上します。天皇は喜んで、この香木で観音像を作らせ、吉野の比蘇寺（現在の世尊寺）に祀ったとの言い伝えです。