未来世界　ネタバレあり

日記検索をすると私を含めて３人しか日記を書いてない大注目作品「ウエストワールド」です。
これから流行るんじゃ！

昨夜は７３年版ウエストワールドの続編「未来世界」（７６年）を見ました。
あらすじを他人様のサイトから無断拝借
>ロボットによるテーマパーク「デロス・ランド」の「ウエストワールド」で150人もの死傷者を出した事故から２年。
全システムを入れ替え、再オープンしたデロスは、入場者数を増やすため、マスコミ各社を招待し全面取材を受け入れた。
以前、ウエストワールドの事故記事を書いた新聞記者ブラウニングは、特ダネを持つという男と会うが話す前に彼は殺されてしまう。
死ぬ間際に「デロス」と言い残して。
ブラウニングは、その陰謀の秘密を暴くため、「未来世界」の取材中にデロスに侵入するのだが…。



前作ウエストワールドでは西部・ローマ・中世の３つのパークがあるという設定でしたが、新たに４番目の未来世界が完成し、さらに５つ目の東洋世界も建設中と。（しかし西部は事故のまま放棄されているので営業していません）
今回はこの未来世界が舞台です。
ぶっちゃけ、デロスに招待された世界の要人がコピーロボットと摩り替えられようとしていたことに気付いた主人公らは、自分のコピーロボットと戦うハメになるという展開。
物語は初盤は当時的にはかんばってる未来世界のテーマパークのセットが見所で、それなりなのですが、中盤からはパークのバックヤードと称してどこかの工場で撮っただけのドタバタが続き、あまりに退屈でうとうとと。
世界の要人を何のためにコピーとすり替える必要があるのか説明を見落としてしまいましたが、デロスの宣伝のため以外には理由がないんですよね。会社は世界征服とか目論んでるわけではないから。
主人公らは記者なので、デロスに都合のいい記事を書かせるためにコピーロボットと入れ替えられようとしたのですが、世界の要人にも帰国してからデロスの宣伝だけをさせるつもりだったのでしょうか？
事故続きで評判の悪いデロスを何とかしたいということなんでしょうけど、宣伝のためだけにリスク犯してまでロボットを送り込もうとした頭の悪いデロス経営陣にはボーゼン。

中盤では準備中の東洋世界用のサムライロボットや、ポーカーでズルをするロボット、前作で人気だった俳優の再登場とラブシーンなどそれなりに盛ってはあるんですが、本筋と関係ないし、全体にサービスが足らなさ過ぎで退屈。
前作で医者の服装だった技術者らは、今作ではさすがに作業着に変更。
深夜番組「征服王」の実物チェスはこの未来世界に登場するゲームが元ネタのようです。

この未来世界のアイデアも放送中のウエストワールドの中に取り入れられていくのでしょうか？
それはやめて！

>アンソニー・ホプキンス＆エド・ハリスら「ウエストワールド」キャスト陣が日本にメッセージ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=25&from=diary&id=4247789