ノーベル賞には全く関心なし

ノーベル賞は宝くじとは異なり最初から対象者が決まっているので興味も期待もない。にも関わらず特定の人達にとって関心の的になってるのは、スポーツイベントにおける国際大会で日本人選手の活躍に期待する人達と同じ考えに基づいてるのだろう。

日本人は個人の業績を全体の業績として捉えたがる風潮が少なからずある。また逆に個人の悪しき行為が全体に波及してしまうと恐れおののく風潮も少なからずある。それは日本社会では個人が個人として尊重されず「全体の一部」として捉えられる傾向が大きいためである。

つまりは他人に何らかの共通事項を見つけ、または探し出し、自身と一体化してしまう気持ちを持っている日本人が少なくないために、良きにつけ悪しきにつけ全く関係ないはずの日本人に殊更関心を持ってしまうことが原因なのだ。


ノーベル賞 なぜ日本人を魅了?
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