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2016年10月01日10:46
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お遍路ｰﾗｰ��後編 (サラリーマン超徒歩日本一周後��)
県境越えで徳島県に
思えば、歩き出した１０年前、最初は四国お遍路だったので
祈念すべき歩いての県境越えは徳島県⇒高知県だった。
今回１０年越しで高知県⇒徳島県に逆越えした訳だ。
なんて感傷はひとまず置いて、猛スピードで濡れた足が
損傷するのも構わずぶっ飛ばす。
本来の電車到着時刻に分岐
急いで右折、橋を渡りながら駅の方向を見下ろす。
よし！ホームに待ち合い人が見える
これはまだ電車が来ていないのだ、いけたかも！
ぐるりと駅まで迂回するので気が急く、うおおおおおおおおお。
大歩危駅に飛び込む
窓口で迷わず特急券と乗車券買い、
とりあえず二枚駅舎の風景撮ってホームへ向かう。
大雨で遅れていた電車が１０秒も待たずに入ってきた。
車中では息を整えるので精一杯
阿波池田駅下車、お風呂うおうお
駅そばの銭湯へ
だが残念なことに、あると勘違いしていた休憩所はないと判明。
しかし、目の前にコインランドリーがあった。やったーーーーー！
銭湯に入る前に、とりあえず全部脱ぎ捨てて、一から洗濯乾燥。
明日も雨だろうが、これで怖いものなしだ。
というか、ここにコインランドリーなかったらどうすもりだったのか
俺が怖いわ
あわよくば人が少なければ、脱衣所で長居をも、と考えていたのだが、
ラフティングのおそらくインストラクターらが家族連れでわいわいに加え
どうやらあの野球の池田高校の真っ黒に日焼けした連中がわいのわいので、
落ち着かないので、覚悟を決めて歩き出すことにする。
ぐるりと郊外へ大回りして
池田大橋を渡ってその先へ、
昔、別格箸蔵寺から民宿岡田へ
暗くなる中急いで歩いた道とつないでおいて、南下。
路側帯すらない怖い橋渡って
しばし休息する三縄駅へ到着
駅舎で不覚にうるんだりしつつも
終電出たあとホームのベンチでエアマットと寝袋を広げる。
たった２時間程度だが、ようやく足が伸ばせられる。
本日の歩数 83,464歩
【３日目９月１９日】
午前０：３０、雨の中出立。細い集落を通る道を抜けていく。
山間に入って少し行くと一里塚京田の文字。何かいな？と、
なんと東屋、思わず寝転がります
休憩中雨脚が強まり、覚悟を決めて進んでいくと、稲光が幾度も走る。
かといって戻るも身を隠すもないし
とりあえずは昨日祈ったみたいに、せめて小便小僧とかずら橋では
雨を止ませてくだされば幸いです、と祈りつつ進む。
本当におさまってくるからねｗ
そんな前にタヌキやら野ウサギやらカモシカらが繰り返しこんばんは。
ようやくやっと見落としたかな、と不安になる中、小便小僧。
ここで少し明るくなるのを待つ。
さいならだ
当初は朝風呂予定してた一軒宿をスルーして快適に歩く。
なんたって、
なかなかのスケールで面白いんだもの。
盆の大雪山とはまた違った山深さを感じて楽しかった。
わあわあいいつつ、どうにか降り戻しもなくかずら橋へ。
十津川の架け替え中のつり橋渡った時ほどではないが、ドキドキ。
いや、雨止んでてよかったよ、傘さしてではちょっとキツそうだった。
折戻して、新祖谷大橋渡って、いきなりの急坂が始まる。
ちと山越え前に、道の駅
営業時間までしばしまったり
待望の祖谷そば
温かい食べ物を久々に口にして元気が湧いて来た。
が、このゴール大歩危駅までの山越え、なかなかの歯ごたえ。
ずっと上まで１０°の坂なのはいいとして
下りも全部１０°ｗｗｗｗ
ちらりとなにか見えると思ったら
下りていく道かよｗ という具合にとにかく判で押したように斜度が
変わらない。道がくねっていて、路側がガレてるんで車が危ない危ない。
駅前までそのまんまで足死ぬｗ
さて、駅に向かわず橋上で昨日の歩きと交差して、さらに先の道の駅へ。
ここは妖怪話の伝承がとにかく突出して多い地で、この施設がある。
自分は結構こういうのが大好き。
オオナゴ、、出てどうぞ。
さて堪能して大歩危峡見つつ
すぐ先の建物へ、ここが今回のゴールだ。
ホテル大歩危峡まんなか
ゴール！！ ここは１２：００から立ち寄り湯が出来る。
あと１０分ほど待てば、きっと蘇れる。
本日半日、ホテルまんなかまでの歩数 55,326歩
日本一周『後』の総合計
経過日数 ７１日と半日
歩数 ４，３８０，４２７歩
日本一周の総合計
経過日数 ４４５日
歩数 ２９，９９１，８３３歩 ＋ ７３��
総数は２つを足してね
戦利品
さて、今回の蛇足。
９月１６日、会社がはけて神戸三宮からの高知行き最終バス。
予定通りならラストオーダーに間に合わないので断念するところだが、
少し早く着いてくれることに賭けて電話しておいた店。
２３：２０、５分早く着いてくれたバスに感謝しダッシュ！
ＬＯ２３：３０のイタリアンバッフォーネ
噂のジェノベーゼ、チーズ抜きで松の実を多めに入れてコク出しして
くださった。ブオーナ！
次に最終日、まんなかで貸切の温泉堪能した後、
バスで大歩危駅に戻ります。
駅手前のスーパーに寄ってみると
ここがなんとも素晴らしい！向かいで郷土料理も頂ける。
重くて断念の岩豆腐も頂き
おいしい汁もベジいけるし
なにより女社長がおもろい
沢山買い込んでしもた。満足。
駅へ戻って、駅ノートを書いて、
待っていたのは、特別列車トロッコ号。これの存在に気が付いて、
乗る為に、祖谷の一軒宿の朝風呂を断念して全てを前倒ししたのだ。
要所要所でスピード落として解説。雨が降ってきちゃったけど、
秘境駅、坪尻駅でのスイッチバックも体験出来て、、、、
これは、またここに歩いてつなげに来ることになりそうだな、ゴクリ。
こればっかでなんですが、楽しかったです。
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