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2016年09月30日02:44

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『狂言と平家物語の夕べ』鑑賞

今日(日付は昨日)の夜は奈良・興福寺で行なわれた表題の狂言の公演を観てきました。

開始前にまず興福寺奉納の読経が行われ、その後興福寺の偉いさんの挨拶が行われました。そして開演し、野村萬斎による今日の演目の解説が行われました。その後演目が始まり、まず野村萬斎のお父様・野村万作による語り・「那須与市語」が披露されました。これは屋島の合戦において那須与一が扇を弓矢で射抜いたエピソードをモチーフとしていて、野村万作の張りのある声と俊敏な動きが印象的でした。続いて「千手」。南都焼き討ちの咎で鎌倉へ護送され伊豆預かりとなった野村萬斎演じる平重衡と、彼の元に鎌倉からお世話係として派遣された若い遊女・若村麻由美演じる千手との儚い交流のお話でした。この2作品とも、事前の野村萬斎による解説もおかげでよく理解できました。

この公演は屋外で催され、天気が心配されましたが果たして本番は弱い小雨がパラついていました。来る途中コンビニでカッパを購入して正解でした。興福寺へは、行きは亀山からJR関西線経由。帰りは関西線の最終に間に合わなかったので近鉄経由で帰りました。

何でも見てやろう精神は、遂に日本の古典芸能にまで及んでしまいました。今後も、能、歌舞伎鑑賞を予定しているので、またこのmixi日記にあげたいと思っています。

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