フレペの滝

オシンコシンの滝から知床自然センターまで行き、まずはフレペの滝に行きました。

フレペの滝の遊歩道の途中、草原？の真ん中ぐらいに大きな岩があります。
なんとその上に、オジロワシが１羽止まっていました。
オジロワシは何度も見ていますが、ここに止まっているのは初めて見ました。
止まっていてもおかしくない場所ですが。
しばらく観察。
そうするとカラスが１羽やって来て、オジロワシにちょっかいを出し始めました。
カラスというのは、すごいというかなんというか。
自分より大きく強そうなオジロワシやオオワシ・シマフクロウなどにも、よくちょっかいを出します。
今回も何度もちょっかいを出していたのでオジロワシも怒ってしまい、威嚇されカラスは逃げてしまいました。
オジロワシも気分を害したのか、しばらくして飛び立ってしまいました。

フレペの滝に到着。
いつもの今の季節ならチョロチョロという感じですが、やっぱりここもいつもと比べるとかなり水量が多かったです。
大きな被害も出した大雨だから喜んではいけませんが、滝に関しては見ごたえがありました。
滝の周辺にナミキソウがたくさん咲いていました。
エゾシカの駆除の影響なのでしょう、年々数が増えて来ています。
エゾカワラナデシコも咲いていたし、エゾシカの影響で壊滅的だった植生も少しづつ回復しているようです。
といいつつ、草を食むエゾシカを見ながら知床自然センターに戻りました。

そして、お昼ごはんを食べにウトロの町へ。
お昼はもちろん、いつもの「一休屋」さん。
僕にとっては、ウトロでの定番でいつの間にかお馴染みさんになってしまいました。
まず初日は、こちらも定番の鮭親子丼。
ここのイクラの味が絶品で、ここのイクラが日本一美味しいと思っています。
いつもながら、おいしかった。

この一休屋さんの横、バスターミナルの横を流れる小さな川・ペレケ川。
えっこんな町中でと意外に思われるのですが、この川も鮭鱒の遡上する川なのです。
それもすごくたくさんの鮭鱒を見ることができます。
意外な穴場観察スポットだと思います。
少し観察して、翌日の観光船の予約確認に行ったら、なんと高波で欠航が決まったとか。
残念ですが仕方ありません。

午後の部に進みました。