９月７日
台風が九州に上陸とニュースで言っていて、名古屋も大雨が降るかと思ったら、良い天気だ。
それで、今日は 名古屋市美術館に ９時半の開館と同時くらいに入って、１日 町歩きしようと思った。
名古屋市美術館の入り口には、ジョアン・モデのネットを張り巡らされたものがあったが、この会場には毛糸があまり結び付けられていなかった。
拍子抜けだと思いながら、こちらでも毛糸を結び付けた。
結局、岡崎・豊橋でも毛糸を結び付けたので、３回目の参加であった。
考えてみたら、ずるいよね。 ネットだけ張っておけば、あとは来場者が 好きなように毛糸を結び付けて作品が完成するのだから。
そして、いざ 名古屋市美術館に入る。
岡部昌生の「貫かれた内部壁面の被弾痕 沖縄 伊江島」という作品。
壁面の弾痕が 黒く残されていて、沖縄の激戦が偲ばれた。
こういうものを作品にして、アートにしてしまって良いのだろうか？
暗い気持ちになった。
ジョアンニ・アンセルモの彫刻・・・花崗岩にイタリア語が刻まれていた。
こういうものを彫刻というのか？と、思った。
マウロ・レスティフェ・・・ゼラチン・シルバー・プリントが１９枚。
アブドラ・アル・サーディ・・・動物の骨・木でできたオブジェ
こういう骨はどこで手に入れたのだろう？砂漠から拾ってくるのかな？と、思った。
こういうものは日本人には考え付かないなあ。
アブドラ・アル・サーディ・・・・スイカからイメージされる山などの絵。こんな絵だったら、自分でも描けそうな気がした。
小杉武久・・・イルミネイティッド・サマー�供 ”垰弋弔焚擦�鳴り響いていた。
マリアナ・カスティーロ・デバル・・・・陶器の柱・金属棒でできていて、大きなオブジェだった。
どうやって運んだのか？と、思った。個性的な作品だと思った。
ノミン・ボルド・・・・・「火」と「水」の絵。「火」の絵では恐竜が火を噴いていたり、銃を突きつけられたりする絵もあった。「水」の方が 平和的な感じだった。
細かい場面がいくつも描かれ、それが糸で繋がっているという絵だった。
多田友充・・・油彩・アクリル・パステル・ボールペンなど多種多様な画材で作品を制作。
佐藤克久・・・・この人は、モンドリアンの影響を受けているような感じがした。
題名が面白くて、「つらつら」「ひょいひょい」「ちらほら」「みすます」「ありあり」など、こういう題名もアリなんだなあ。と、思った。
頼志盛の作品は、まるで部屋を散らかした感じで、これがアートなのか？と思った。
今回の名古屋市美術館の展示は、前のトリエンナーレのようなワクワク感が無かった。
これで終わり？と、思うくらい あっけない気がした。
常設展まで観れば、それなりな感じになった。
久しぶりに モディリアーニの「おさげ髪の少女」を観た気がする。
常設展も含めて、１時間半弱の時間で観た。
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