古戦場めぐり「龍門山の戦い(和歌山県紀の川市)」
◎『龍門山の戦い』
「龍門山の戦い」は正平14年/延文4年(1359)、龍門山頂にあった龍門山城で、南朝方・四条隆俊が3000余騎を率いて集結し、北朝方の畠山義深率いる3万余騎と激闘が繰り広げられました。戦いの詳細については、不明です。
○「龍門山城跡」(紀の川市麻生津中)
「龍門山」(りゅうもんざん)は、和歌山県北部の紀の川市にある山で、紀ノ川南岸を東西走する龍門山系の主峰です。標高755.9m。古くから和歌山平野に位置する名峰として知られ、紀州富士と呼ばれています。山名は、古く九頭竜王(くずりゅうおう)を祀ったことによるといいます。龍門山山頂付近は龍門山城跡で、この他、小飯盛山や飯盛山にも南北朝時代の城跡(砦程度)があったようです。龍門山城は、建武年間 (1334-38年)に築かれました。
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