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2016年07月05日18:26

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アチアラ

 今朝「村・アチアラの秘密」最終話を見終わった。KNTVでの再放送分。
 15年以上視聴契約しているのに、リース中のパナソニック製録画機器が不調で録画がブツブツ切れることを理由に、2年前追加契約したパイオニア製チューナーで視聴出来る物しか観なくなっていた。永らく韓国モノについては別チャンネルの古いものばかりを観るか、英国・米国モノ。先月久々に番組表を眺めていて良さげなものを見つけたと思ったのが、「村・アチアラの秘密」というミステリードラマ。
 連続婦女暴行殺人事件というテーマの韓国映画「殺人の追憶」に似た感じ(どう表現していいかわからないので)。暴行を受けた遺体の共通点等も類似している。違うのはあくまでも被害者側の視点で展開していること。そこが違うし新鮮。でも、韓国モノのお決まりで無駄に冗長なおはなし手法が、事実関係を曖昧にぼやかしてしまっている。養子縁組みとDNA鑑定、アメリカ留学・カナダ移民、嫁ぎ先の意地悪な姑との確執、政界進出の為に愛のない結婚を続けている夫。韓国ドロドロ劇場そのまんまてんこ盛りでのミステリーなので、正直このドラマはいったい何をしたいの?って、思ってしまった。まあ、機械の不調で途中観ていない回があるからよけいにそう思うのかもしれないけれど。最終話を観たあともやはり消化不良が否めない。そう、すっきりしないのですよ。婦女暴行殺人事件に時効がある事自体に女性蔑視思想を見て取れる。これからも被害者側の救済は永遠に成されない。そんなやりきれない感情を残すだけ。ただ、ファブリー病という遺伝病を世に知らしめたという点では貢献度は高いかな。

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