TAKA、大地に立つ。

高校生ぐらいの時から何となく音楽で遊んできて、バンド組んだり、やめてみたり、曲書いてみたり、人様の曲を切り刻んでみたり（笑）いろいろしてきた訳ですが、心のどこかでは、このまま｢昔は音楽ちょっとやってたんですけどねー｣なんつって昔話にしちゃうような、物わかりの良いおっさんになって終わっていくような気がしてたんですよ。
･･･物わかりは良く無ぇな。
ちょっと話の面白い酔っぱらい、みたいな｢お調子者のおっさん｣みたいな感じかね。

で、夕べ、古い友人とちょっと音楽の話をしまして、その中で｢一人の天才｣の話になったんですよ。

その天才は、普段はぼけーっとしてるんだけど、一度本気を出すと、俺なんかの１０倍ぐらいの能力をババーッと発揮してしまうような、文字通り｢天才｣なんですけど、まぁ兎に角見事に埋もれてる訳です、その辺に。
恐らくは、普通のおっさんみたいな顔してｗ。
で、俺の夢は、その天才ともう一回音楽を作りたいっていうものなんですよね。
要するに、俺の人生ももうそこまで長くないし、こりゃあそろそろ動かないとヤバいなとｗ。

で、友人とそんな話をしていて、今その天才と友人と俺の３人で音楽作ったらどんなんなるだろうねー、みたいな話に当然なる訳ですけど、そんな話をしてたら、なんか俄然楽しくなってきちゃいまして。
その｢天才｣が凄い人だという話は分かっていただけたかと思う訳ですが、昨日話してた友人だって、彼に負けず劣らず凄い人な訳で。
で、俺も、いろんな変遷を経て今こんな感じですけど、多分それぞれにそれぞれの道を歩いてきてここに至ってる筈なんですよ。
この３人で何か作って、つまんないもんが生まれる訳が無いもん。
･･･や、逆に、物凄く下らないもんが出来る可能性もあるけどｗ。

やり残したもんそのままにして死ねないよなぁ、やっぱ。

良くも悪くも、プロがどうとか、頂点に立つのどうとか、｢音楽で世界を変えたい｣とか、ましてや｢かっこいいバンド組んで女にモテたい｣みたいな話は全く興味のない歳になってしまいましたが（笑）、またちょっとこれから、音楽遊びの世界にじわりと戻っていきたいと思います。

で、現時点ではなーんにも決まってないので、｢重大発表！｣みたいな事とかもなーんも無いですけど、俺の気持ちの中ではちょっと新しい冒険への希望が出来たような、そんな感じです。