こちらは超ひっさしぶり、3Dプリンター。
2月以降、ただのインテリアになってました(苦笑)。
何かを作るにも材料になる「フィラメント」が
タダではないので、作るものを吟味していましたら・・・
操作の仕方すらうる覚え(苦笑)。
今月は、梅雨時期にもなって外での作業はできにくくあるので
こういう物もやってみましょう、ってことで。
まずは状態確認ということで動かしてみます。
前回と同じくテキストの組み立て編最後でテスト出力したタブレットケースを
再びやってみます。
前回は→
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950318997&owner_id=5212251
で、ちょっと裏面が反り上がってしまったんですね。
3Dプリンターの要、物を作る面の上に貼る「ビルドタック」の乗りが悪かったのもありまして。。。
今回はちゃんと洗ってからやります。
ハイ、いつもの3Dプリンター。
いよいよ今月後半からバージョンアップされていくシリーズが始まるんですが
その前に現状を確認します。
まずはソフトにオブジェクト(対象の品物)を読み込ませて
ソフトから3Dプリンター作動用の「Gコード」を作成します。
これはクリック一つで全部やってくれるので簡単です。
(まぁ、難しい調整はGコードに直接書き込む、という方法もあるんですけど)
作成開始すると、まずはこの下にひく「ラフト」という部分を自動でビルドタックの上に
「置いて」行きます。
製品そのものを面から離して作る場合、床面はこのラフトを敷いて
その上から製品が積み上がっていきます。
サイドの張り出しがある場合はサポートやスカート、といった余分なものが付きますが
このラフトと同様、成型中にその形に仕上げるために必要な部分となります。
徐々に積み上がった行きますね。
前回はこのぐらいから底の面の一部が反りかえってしまいました。
今回は大丈夫ですね。
完成しました。
約二時間(遅っ
)で・・・。
今回、ビルドタックにめっちりついてしまったんで
剥がしにくくて一部割ってしまいました(汗)。
まぁ、テストでしたんで。。。。
今回の完成品は反り返りがありませんでした。
これ、たぶんですけど、外気温に関係がありそうです。
今回はノズル(樹脂が溶けて出てくるところ)の温度を
デフォルトで200℃だったのを220℃まで上げておいて
製品の密着度を上げてあったんですけど
外気温が低すぎると、床面にひいたラフトから少しの高さの物が冷えすぎて
新たに生成された部分の熱で引っ張られてしまった模様です。
外気温が上がって、ビルドタックのメンテナンス(面の油分をきっちりと剥離)したんで
今回は大成功(とはいえ、製品は壊れましたけど)。
さて、今回は別にもう一つ
ラフト抜きでやってみました。
実は製品は裏面に画像のようにロゴが入ってるんですね。
ラフトが入っているとそこを隠してしまうんですが
(出来上がった製品はこのラフトやスカート・サポートを削って表面を処理するんです)
その工程を減らすようにラフトレスでやってみたんですが・・・
あんまりうまくいきませんでした。
画像は無いんですけど。。。この商品に関してはイマイチロゴの部分の出来が悪かったですね。
底面にこういったデザインが無い場合はラフトレスでもいいかもしれません。
やれば少しづつでも覚えていく新技術。
応用ができるようになりたい…!!
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