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2016年06月06日08:30

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日野皓正カルテットライブ at 長野県飯綱町のサンクゼール・ワイナリー本店の芝生広場

表記のJAZZライブ 堪能してきました。

日野皓正(tp) 寺久保エレナ (as) 石井 彰(pf) 杉本 智和(b) 石若 駿(ds)

日本を代表する国際的ジャズ・トランぺッター日野皓正さん 73歳なの?というようなパワフルなトランペット 2時間休憩なしの立ちっぱなし演奏ですよ。

2回も長らく休んでばかりの日本中堅?JAZZプレーヤーは見習うべし。

驚きはやはり北海道の同級生二人。

石若駿さんのドラミング。

和製エルビン・ジョーンズだの、日本一音の大きなジャズドラマーなどの中堅もおられるけど、ときどきリズムが狂ったり、打ち間違えたり 手数は多いが、そんなに叩く必要ってこの曲であるの?といった小骨が喉にひっかかるような日本人ドラマーが多い。

石若くんのはもう4ビートか8ビートか 16か 関係ない一切乱れることのないドラム。

変則しようがソロだろうが自由自在で、日本を代表するドラマーの大坂昌彦とのドラムバトルを聴いたときに、大坂さんが、石若くんのせいで、本来自分に回ってきた仕事が奪われていると。

それがよくわかる演奏。アメリカ留学経験もないのですねえ。
いやあいいドラマー NHK FMでも言われていましたが、新世代の若手はもうバークリー音楽院に留学とか、アメリカ武者修行をしなくてもJAZZが国内で学べるよい環境にあるそう。

50歳くらいの大坂さんの時代は、まだバークリーらウィントン・マルサリスらが影響を振るっていた時代でモダンジャズという過去のくくりが重視。

今はそれもなく、過去に縛られないまま、ビートも変則も自由自在な新時代のJAZZに入っているそうだ。

日野さんはそれもいち早く察知されて演奏されるのだからアタマが下がる。


さらには寺久保エレナちゃんのさらなる成長。
バークレー在校生でありながら、テクニックに凄みまで加えた演奏ぶりにほとほと感心。

ベースもピアノも日野さんのグループ卒だけに、的確なサポートぶりでした。



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