mixiユーザー(id:24484217)

2016年05月28日21:38

258 view

演奏会レビュー(5/28:ウルバンスキ 東響)

ウルバンスキ指揮、東響の演奏会をサントリーホールで聴いた。新橋に16時に降り立ち、SL広場脇きあるナポリタンの「パンチョ」に入って腹拵え。流石にこの時間ならばのスムースイン。迫力のボリュームに満足した。タマに無性に食べたくなるんだよね。80年代ポップスやポスターが耳と目に優しかった。

さて今日の演奏会。プロコのpf協奏曲3番とチャイ4の2曲プロ、なのは翌日の新潟公演絡みもあるのかな。首席客演指揮者としてはウルバンスキ、首都圏最後の登壇である(涙)。指揮マシーンと化す彼に振られる「錯覚」を味わいたくて、今回もP席に陣取った。

プロコの実演を聴くのは2回目。前回は97年のデュトワOSMでソロは…忘れた。今回はアレキサンダー・ロマノフスキー。今はなきジュリー二の御墨付き、だそうである。そうそう、冒頭がサンダーバードみたいな感じ。こんな曲だった。アルゲリッチでCDを持っていた事も思い出した。ソロが硬質な響きを立てる一方、ウルバンスキの伴奏は管楽器を喋らせて彩りを利かせていた。

で後半。彼らしい、通常のアプローチとは異なるチャイ4。爆演系では勿論なく、ロシア的な情緒?を随所に感じさせる、計算し尽くした演奏。チャイ4がこういう感じになるのは実に不思議なのだが、それをスコアから拾いあげる読解力、オケに納得させて従わせる実行力は恐ろしい程。何度も言うがモンスター級の才能である。3楽章のpizzは弓を床に置いていた。一斉に拾い上げるので、それもサマになっていた。名残惜しむ様な拍手が続き、彼のオヤスミのポーズが出た所でお開きと相成った。

現在は北ドイツ放送響のシェフなので、来日する際は聴きに行くと決意した。何なら先週の大フィルみたいに、こっちがハンブルクに出向いてもよいくらいだ。ついでにハンバーグスキーキも喰うたる…キャラ変して来たので今日は此れまで。

ps.明日は午前午後と本籍オケ。本番前最後の練習だ。この団体は2週間前から漸く上向く。もし体力が残っていれば、別オケのシューマン2番にも出たいのだが、出られるかどうかは17時過ぎに自己診断しよう。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年05月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031