横浜DeNA6-1広島東洋カープ
9回戦(4勝5敗)
横浜スタジアム
C |010000000|1
By|10001022X|6
勝利投手 井納4勝4敗
敗戦投手 黒田4勝2敗
本塁打
投手
(C)黒田��-戸田��-投手S��
(By)井納��-田中
※数字はマウンドにいる時点での失点(自責点ではない)。
打点
(C)安部��
(By)筒香��乙坂�＼仞遶〃�原�ヾ愃���
※数字は打点。
先発、黒田は毎回走者を出す苦しい投球で6回2失点。
打線は井納の前に散発1得点に留まる。
攻守共に圧倒される展開で惨敗し連敗が止まる。
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「矛と盾」と書くと何年か前にヤラセで打ちきりになったテレビ番組を思い出しますね…。
ここまで攻撃陣が試合を引っ張りセリーグの貯金独占となっていた現状「リーグ最強の矛」を持つカープ。
しかし、ではチーム力全体を見て今、一番セリーグで勢いがあるのもカープかと聞かれると私は首を横に振らざる得ません。
何故なら、現状ここ1か月だけ見れば、セリーグで今一番勢いがあり敗り難いチームは他にいるからです。
それは恵まれた先発陣とブルペンを誇る「最強の盾」を持つベイスターズ…つまり今日の対戦相手です。
そして、「野球はまず守備ありき」という点から考えると浮き沈みがより激しい「矛」のチームは「盾」のチームの前には不利となると考えるのが自然でしょう。
今日の試合はそういう予想を案の定、裏切らない展開でした。
黒田博樹は前回に続き、フラフラになりながら何とか6回2失点に運よく抑える事が出来た…と表現するのが適当と言える投球。
ギリギリながら、このチームではもはや珍しいものになった先発投手のQSを守るのが精いっぱいならしくない投球です。
しかも、それでいて序盤からなかなか援護が出来ないのですから勝負になりませんね。
終わって見れば相手に二けた安打を許し、矛も盾も奪われた完敗となりました。
もっとも、黒田がマウンドを降りた瞬間でこの結末も想像出来た事かもしれません。
ここまで4連勝とはいえ、勝てるリリーフは出ずっぱりな状況ですから、僅差とはいえビハンドならば、佐藤祥万のような員数あわせで一軍に上がって来たような投手を出さざる得ないのは仕方ありません。
その前に投げた戸田隆矢も酷かったですがそれに輪をかけて酷いのが祥万の投球。
前回、一軍にいた時もそうでしたがあの程度の実績であの年齢にいる投手が2度もチャンスを貰いながらあんな適当極まりない投球を見せられる神経が理解できません。
こういうチームの士気を下げるだけのような投手が一軍をうろうろしてる時点でやはりこのチームは強くないという現実を見せつけられます。
しかも、一番の問題はこれが3連戦の初戦で相手の先発も一番調子が良くない投手だったにも関わらずこのザマという事です。
たかが一敗と侮るなかれ、相手は本当に強いチームです。
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